2010年7月アーカイブ


炎天下の薪割り

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2時間ほど時間が出来たので薪割り。
炎天下の中、汗グダグダになりながら一人で寂しく割った。

時間がある時にちょこちょこ割ってきたけど、ようやくあと20本ほどにチョキ

・・・いや、あかんやろ。
今年使うやつやでガーン

まぁ、背に腹は変えられないので今シーズンこれ使うんだけど、水分計で現状把握。
軒並み25%オーバー・・・。
まったくあかんやん・・・ダウン

我が家の薪棚一等地に置いて、どの程度まで乾くか?
冬までに何とか20%以下にしたい。
というか、そうしないと使いもんにならない。

我が家の薪棚一等地は日当たり最高、風通し最高なので期待!
(他の薪棚は全て3等地以下ですが・・・ZZZ...




目の前にはジャンダルム

3日目のルートマップ

■7月19日(最終日 ジャンダルム~西穂高岳)
ルートを間違えた事に気が付かないまま、ロバの耳で景色を楽しんだ後、ジャンダルムに向かって一旦下降する。
さっきジャンダルムに取り付いていたカップルの姿はもう見えない。
ジャンダルムは西穂高岳側からグルッと回り込んで登るので、もう反対側に行ってしまったのだろう。

結果的に、今回の山行で一番嫌だった場所がこのジャンダルムのトラバース地点。
写真ではジャンダルムを左側から巻くように奥に行くポイント。
そして反対側(西穂側)からジャンダルム頂上に登る。

危険箇所では基本的に3点確保で歩くが、自分の意識としては1点が外れたとしても、すぐに次の1点が確保出来るポイントを探しながら歩く。だからこの奥穂高~西穂高間も危険箇所は多いが正直怖いと思った箇所は少なかった。でもここだけは嫌やったなー。
足の踏み場は靴が置けるスペースくらいで、下は信州側へ落下の絶壁。
ほぼ直立の状態で、岩壁に張り付くようにしてトラバース。
手のホールドだけが頼みの綱だけど、外れても次の一点を確保する場所が無い。岩も脆い。

要は外れないだろうという、運任せの動きをするのが嫌やった。

この区間(奥穂~西穂)にはそういうポイントが何箇所かあるので、そこだけは要注意。

そのポイントを注意しながら西穂側に回り込み、そこから頂上を目指す。そして・・・


05:00 穂高岳山荘を出発して2時間弱でジャンダルム頂上到達!

先行していたカップルも少し前に着いたようで、ストーブで湯沸し中。
どうもここでモーニングコーヒーカップと洒落込むらしいニコニコ

ついに来たジャンダルム。
9ヶ月前から目標にしてた場所。
目標を達成できた自分をちょっと褒めた男の子ニコニコ

もちろん景色も良い。
しばらく風景を楽しむ。

ジャンダルムから槍ヶ岳方面。さっきまで居た穂高岳山荘とその裏山になるのが涸沢岳。

白山。近いうちにここには登りたいなぁ。

今回の山行で飽きるほど見た笠ヶ岳。どっしりとしていて良い形してる。

すでに日の出の時間は過ぎているが、ジャンダルムにはまだ日が当たってない。
この季節はちょうど奥穂高岳に太陽が隠れる時期になる様子。

今、自分達が通って来たルートを見るとロバの耳から降りてくる登山者2人。
その奥には馬の背を下りた3人の姿が見える。

すぐにここも混雑しそうだ。

ちょうどその頃、奥穂高岳から太陽が顔を出し始めた。おぉー。
ジャンダルムの頂上にいる4人だけの、奥穂高岳からの日の出。
「ダイヤモンド奥穂や~!」とはしゃぐ、ま~やん。
カップル(夫)に撮ってもらった記念写真カメラ
本当にダイヤモンド奥穂やーアップ

05:12 さぁ、ここもすぐに後続が来て混雑しそうな気配。出発の時間。
目標のジャンダルムには来た。(でも大変なのはここからや・・・)と気が引き締まる。
奥穂~西穂間は一度入ってしまうと7時間程は出られない。水場も無い。
(天狗沢から抜けるコースがあるものの、雪渓があって装備が必要)
最初からジャンダルムから先が本当の核心部と思っていただけに安堵感はまったく無かった。

こっからが自分の力が本当に通じるのかが分かる場所。
ここからはま~やんとも別れ、自分のペースで歩く。
さぁー・・・行くぞ!

ジャンダルムを下りた場所から今から歩く西穂高岳方面を見る。
写真中央、尖がってる場所が西穂高岳か?左奥は焼岳。
写真で見ると近いように見えるけどね・・・。



05:20 コブ尾根ノ頭からガレ場を下ったポイントからコブ尾根方面を振り返る。
頂上付近にホントに小さくま~やんの姿が見える。




05:40 天狗のコル前の岩場から天狗沢を眺める。
足滑らせたらどこまで落ちて行くんだろーかガーン



最小で50cm位の幅を進む。
こっち(右)に落ちたら岐阜県へ、こっち(左)に落ちたら長野県へ・・・って。


05:40頃、調子よく進んでいたら、今日初めての対向者。
・・・あら?早いなぁ?って思った。
この時間やで?
たぶん自分がこのルートを歩いてる先頭だと思うが、同じくらいの時間(03時過ぎ)に西穂高方面から出発しないとここでは遭遇しないはずで、なんかおかしいと思ったんだよなぁ。
だってその対向者、70歳位の夫婦よ?おじいちゃんとおばあちゃん。
変だなぁ・・・って思いつつ、挨拶して「西穂からですか?」って聞いたら「いやぁ・・・」とおじいちゃんがばつの悪そうな返事。やっぱり何かあったなぁって思ってると「ビバークしたんです・・・」と。
(ビバーク:トラブルに遭って予期せぬ野宿をすること)
その2人は今からジャンダルム方面に向かうので「気を付けてくださいね」と言って分かれるも、おばあちゃんは膝を庇いながら岩を登ってく。
その後姿を見ながら(大丈夫かなぁ・・・)と心配になり・・・。
奥穂~西穂の中間地点。この状態だと行くも地獄、帰るも地獄・・・。




たぶん西穂側から進んだものの、おばあちゃんの膝が悪くてビバークを決意したんだろうなぁ。
西穂~奥穂間は難関ルートという認識がはたしてあったんだろうか?
あの年齢(70歳位)ってそんなに体力あるのか?いや、無理やろぉ。
受けた印象ではおじいちゃんの意見が絶対という感じで、おばあちゃんはおじいちゃんに付いて来ただけなんだろうなぁ・・・とか考えてたらなんだか無性に腹が立ってきた。
自分の愛する嫁さんをこんな場所に連れてくんなよ!怒って歩きながら考えてたなぁ。

考えてたら・・・(あ、以前、俺これ同じこと言ったし、考えた事あるなぁ)と。
デジャビュってやつね。
昔(前世で)もこんな経験してたんかなぁ・・・。

05:54 天狗のコル到着。(天狗沢への分岐地点)
岩で囲まれた避難小屋跡があった。なんか廃墟みたいで嫌な感じ・・・。
さっきのおじいちゃん達、ここでビバークしたんかなぁ?

06:12 天狗ノ頭到着。




結局、この日は朝方の風がそのまま吹き続けてるような状況で、西からの風。
飛騨側に居るとかなりの風に感じられるが、信州側に行くと不思議な事に無風という感じ。
気を緩めると信州側から飛騨側に出た瞬間に風がドンッ!と来るので、バランスを崩さないように気を付けながら進んだ。

06:27 今から間ノ岳に取り付く。ここを登るのかーアップ
この辺りになると(次はどんな場所なのかな?)とワクワク感すらある感じ。
好きな人には楽しいけど、駄目な人はずっと緊張を強いられる場所なんだろうな、ここ(奥穂~西穂)は。奥穂~西穂間って一度入ったら7時間出てこれない大人のアスレッチックって感じ。自分はすごい楽しかったな。



06:36 間ノ岳頂上到達。この辺になると西穂高岳の頂上に立ってる人の姿が確認できる。

07:14 西穂高岳頂上到達。




ここからはもう通常の登山道。一気に登山者が増える。西穂の頂上も10人くらいで賑わってた。

西穂高岳山頂から間ノ岳方面を振り返る。もうどこを歩いてきたのかよー分からんZZZ...



07:41 ピラミッドピーク到着。




更に登山者が増える・・・。
この辺りからはもう早く帰ろぉ・・・って気になってくる。
登山者どころか、観光者って格好の人まで居る。
65Lのザックを背負ってる自分は明らかに場違い・・・ガーン

更にこの先にある独標を見たら・・・




狭いところに人だらけー。タバコ吸った登山ガイドさんが20人くらい引き連れてた・・・。

07:50 西穂高岳 独標到着。人が多すぎる・・・。休むスペースもなし。




そのまま素通りして西穂山荘を目指す。

08:15 西穂山荘到着。




03:15に穂高岳山荘を出発して、ジャスト5時間で西穂山荘に到着。
山荘を見た瞬間(終わったなー)って思った。

でも意外とそっからが長かったテヘッ
ここに来てまでルート間違いをおかし、上高地の方へ下山。
おかしいと思いつつ引き返すもやっぱこっちやろ?と同じ道をまた辿る・・・。
結局また引き返して山荘のお姉ちゃんに道を聞いて軌道修正。疲れるわぁダウン

そっからは新穂高のロープウェイで下り、新穂高温泉無料駐車場に。
ロープウェイでも観光客に囲まれ、でかいザック&汗まみれの自分の間には微妙なスペースZZZ...
知るか、ぼけぇ~男の子エーン
10時前には温泉入って岐路へ。
14時過ぎに自宅着。これにて完全終了。
無事に帰ってこれて良かった。


■奥穂高岳~西穂高岳間の私感。
入ったら7時間出てこれない大人限定の自然アスレチック。楽しめる人には楽しいアップ
一番必要なのは体力。体力さえあれば誰にでも行ける気がする。
(遭難事故の傾向からも50歳を越えた人は近寄らない方が身の為だと思われる)
体力不足、疲労でバランスを崩すのが一番怖い。テン泊者は要注意。滑落は即「死」。
なので行ける人には簡単に行けるが、行けない人には絶対行けないルートでは。
岩山に慣れており、全身を使う登山をしてもバランスが崩れない人なら楽勝かな。
ただ悪天候時は難易度が天地だと思われるような場所多し。悪天候時は無理しない事。


今回は登山を始めて1年以内にジャンダルムにテン泊で行く!という目標の元に、自分がどの程度出来るのか?を試しに行った自身確認の山行だった。なんか自信になるものが欲しかったのかな?
とにかく帰って来た時の充実感は凄かった。
久しぶりに自分が誇らしかった。
仕事なんて、ちっぽけな事で悩んでるなーって感じた。
行って良かった。チャレンジして良かった。
何にも無い自分に少し自信が持てた。
間違いなく人生で忘れられない出来事の一つになった。

この無謀な挑戦に関わった全ての人に感謝。
この山行で知り合った、山というものを教えてくれた(名前も知らないけど)黄フリース氏や青メガネ氏、一番仲良くなったま~やんは自分の山の経験で忘れられない人になりました。ありがとう。

そして危険を承知で行かせてくれたいくみん、どうもありがとう。


3日目のルートマップ

■7月19日(最終日 ジャンダルムへ)
なかなか寝付けない中、ようやく寝れたかな?と時計を見ると00:30。
夜明け前に出発といってもさすがに早すぎる・・・ガーン
でも目が冴えてもう寝れそうに無い。
トイレに行ったり星空を見たりして時間をつぶす。

星は出てるものの、テントは時折風にバタつく。
行く場所が場所なだけに、風が心配。

02:30 出発準備を始める。暇過ぎてもう待てないわ。
朝飯にしては早過ぎるが、周りに迷惑にならないようにフェザーストーブでお湯を作り、山菜おこわのアルファ米を食べ、テント撤収の準備に取り掛かる。深夜にバタバタするのは気を使うなぁシーッ
少し遅れて隣のテント、ま~やんも撤収準備に取り掛かった。

03:00 ま~やんが「先行ってます」とヘッデン(ヘッドランプ)を点けて出発。

早っ!ビックリ

昨日の件があったからちゃんと撤収準備しておいたのに関わらず・・・。
テント泊に慣れてるなぁ。

03:15 遅れること15分。ようやく自分の準備も完了。さぁ出発だ!

まずは奥穂高岳に向かう。日本3番目に高い山。ただ今日は本当に通過点。
その先の事が気になって、奥穂高岳のことは考えてなかったなぁ。

そして初めてヘッデンを点けた状態での登山。
ファミリーキャンプで夜中、トイレに行く時には使うけど足下の悪い登山では・・・。
たぶん結構な岩壁を登ってるはずで、少し足を滑らせれば滑落という状態。
それをスポット的にしか照らせないヘッデン頼りでやや不安。

奥穂高岳の岩壁をしばらく登ってたら前に光が見えた。
先行したま~やんと、更にその前に2人。




こうやって写真で改めて見ると、ヘッデンもスポット的に照らすのと広角側にするんではずいぶん違うんだなぁ。山では広角側に調整しないといけませんな。

なんとか3人に追いつき、一緒に山頂を目指す。
飛騨側から時々強い風が吹いてくる。嫌な風だなぁ・・・。
ま~やん以外の2人は40歳くらいの夫婦かな?

03:48 奥穂高岳山頂到着。相変わらず風は強い。
4人で少しおしゃべり。行き先はみんなジャンダルム。
しかも今までの行程もすべて一緒だったんだそうで・・・。なんともニコニコ
日が出てくるくらいには少し風も弱まると思うんだけど・・・とま~やん&カップル(夫)。
カップルは経験豊富なベテランらしく、悪天候の中、今回とは逆ルートになる西穂~奥穂間は一度通った事があるらしい。

ヘッデンで照らしながらのカメラ。辺りはうっすら明るんで来た。




さぁ、どうする?
このままここで風が収まるのを待ちながら日の出を迎えるか、それともジャンに向かうのか。

・・・自分は行きますわ。

日の出まではまだ1時間ある。風が収まる保証も無い。
なら時間がもったいない。自分は行く、って決めた。
山はなんでも自己責任だもの。

同時にま~やんも移動を開始。やる気だニコッ
そしてカップルもその後に続いた。


・・・さぁ、いよいよ始まるぞ・・・。
身が引き締まる。


明るくなって来たとは言え、日の出の1時間前。まだ足下は暗い。
そんな中、一番最初に控えるのが難関と聞く馬の背
ルートガイドには「高感度のあるリッジ。強風時は特に注意」とある。
(リッジ:一般縦走路から外れた岩尾根)
めっちゃ風あるやん・・・ガーン

04:02 先頭で馬の背を下りるま~やん。一度下った先に見えるのが・・・ジャンダルム。




風がある中、4人とも慎重に下り、自分達が下りて来た馬の背を見上げる。



正直、暗くてよーわからんZZZ...

でも、間違いなく近付いてるジャンダルム。その手前がロバの耳か。



04:25 ロバの耳のトラバース。(トラバース:岩壁等で、横(水平)方向に登る(移動する)こと)
ま~やんが歩いてるのが見えるかな?う~ん、好きな奴にはたまらん場所だアップ




そして今度はそのロバの耳を直登。
奥穂~西穂間すべてに言える事は、ザックの重さや疲労から発生するバランスを崩す事ってのは致命傷になるという事。


04:37 日の出が近い・・・と、とにかく高いところへ登った末に辿り着いたロバの耳ピーク。
「うほぉぉー!メッチャすげぇー!」
最高の景色がそこにあった。
南側には日の出前の焼岳、真ん中の大きな山が乗鞍岳。
そして一番奥に見えるのが思い出の山、御嶽山。




南東の方角には前穂高岳。奥には超有名な山。



そして北に槍。槍ヶ岳。



下を見れば岳沢小屋かな。ジオラマみたいやー。



あまりにも気持ち良かったんで、ま~やんに富士山をバックに写真撮ってもろた。
そしたらま~やん、一眼カメラ落とした・・・ご・ごめんガーン



さぁ、後は目の前に迫ったジャンダルム!
奥には笠ヶ岳。この山はこの山行中、ずーっとよく見えたな。


ま~やんと景色を楽しんでたら、カップルがいつまでたっても上がって来ない。

どうしたんやろ?なんかあったんかな?

ロバの耳の頂上付近は、結構厳しい登りやったしなー、苦戦してるんかなーって思ってジャンダルム方面を見たら・・・ジャンダルムにカップルが取り付いてた。

いつの間に!!


・・・って、ここ、ルートから外れてたんじゃね?ガーン

ルート間違えてるんなら言ってよねー・・・と、ロバの耳から下降開始。
でも良い風景やった。間違えて良かった、うん。

さぁ、ジャンダルムに取り付くぞ。

その9へ続く(次が最後・・・?だよね)


2日目のルートマップ

■7月18日(2日目 涸沢岳~穂高岳山荘)
10:20 そびえ立つ岩壁を前に休憩を挟むことを決定。
間違えて涸沢ヒュッテ側に下り、登り返した後、青メガネ氏を目標にハイピッチダッシュでここまで来た。
(この状態でここを登るのはキビシイな・・・)と直感するほどの絶壁。

どっかりと腰を落とし、ザックも下ろし休憩に入った。
ちょうど風の通り道になっていて、下から吹き上げてくる風が超気持ち良いアップ
お気に入りの高カロリー食、スニッカーズをザックから出しかぶり付きながら、MAPの確認。
スニッカーズ最高!力出る~アップ




どうもこの絶壁は涸沢岳の始りであり、今いる場所はD沢のコルという場所らしい。

(コル:二つの峰をむすんだ稜線上の凹所。尾根の低くなっているところの意味)

10:30 10分の休憩の後、いよいよ涸沢岳に挑む。
はっきり言って大キレットよりこっちのルート(北穂~奥穂)の方が難関だ。
体力を消耗したこのタイミングで、急勾配で先が見えないこの涸沢岳は心が折れそうになる。

岩壁はかなりの勾配で、時折奥穂方面から下りて来る人とすれ違うが、その人達はたぶん自分の足元がほとんど見えてないんじゃないのか?
それくらいの絶壁を鎖・ハシゴを利用しつつ時折トラバースしながら登って行く。
(トラバース:岩壁等を、横(水平)方向に登る(移動する)ことの意味)
足場も悪く、絶壁なのにガレてる場所もあって落石を起こさないようにも気を使う。
実際下りてくる人が落とした石が一度、自分の横を落下していった。

登りも後半に差し掛かった時、実際は絶壁で上が見えていないので後どれくらいの行程が残っているかわかっておらず、一番キツイ時に若いカップルに「頑張って下さい。あと少しですよ。」と声を掛けられた時は嬉しかったなー。
自身がきついタイミングで貰う言葉は元気が出るね。
(女の子がいたからか!?ニコニコ

10:45 涸沢岳到着。
時間にするとたった15分。でもこの15分は今日の行程の一番キツイ15分。
大キレットを抜けたからといって舐めちゃいけません。北穂~奥穂間。
たぶん、こっちの方がキツイです。
涸沢岳から奥穂高岳方面を眺める。
「おおー!」
眼下には今日の目的地である穂高岳山荘。その奥に奥穂高岳。
・・・そしてこの旅自体の目標であるジャンダルム。




涸沢岳の頂上はそれほど広くなく5~6人が休憩中。
それだけで休む場所も無かったのでそのまま眼下の穂高岳山荘を目指す。

11:00 穂高岳山荘到着。槍ヶ岳山荘を出発してちょうど6時間。
ルート間違いや1時間の大休憩はあったが、時間的にはまずまず予定通り山荘に到着。

間違いなく先に到着してるはずの青メガネ氏を探すがテン場にいない。
結局最後まで姿が見れなかったので、そのまま前穂高岳から上高地の方に降りたのかな?
聞いていた話では、今日は穂高岳山荘にテン泊して、翌日上高地に下り、バスで新穂高温泉に戻るって言っていたのだけど・・・。
飛騨乗越から千丈沢乗越への分岐地点でのルート変更もそうだけど、時間や自分の体力等をその場その場で考慮して行き先を柔軟に変更できる青メガネ氏は出来る男だ黄色い星

穂高岳山荘から見る奥穂高岳。結構混雑してました。




山荘の受付でテン泊を告げ、テントの設営に取り掛かる。
区画自体が結構狭くて、自分の2人用テントでさえキツキツ。
(設営しにくいなー怒)ってイライラしながらテントを張り終えたら、目の前でCanon一眼のま~やんがテントを張るところだった。
「お疲れさんです」と声を掛け、雑談を少々。
時間もあるし、せっかくやし空身で前穂高岳でも行ってこようかなーって話してたらガスって来たので中止。結局、やる事も無いし「飲もかビールとなりまして・・・。

そこから4時間くらいは話したのかな?
酒もビールを通り越して日本酒に変わり・・・ガーン
ま~やん、まだ登山を始めて5年程と謙遜していたものの、その知識、経験は豊富。
しかもまだ28歳だとか・・・。同年代かと思っていただけにショックテヘッ

今日、稜線から見えた何の山か分からなかったとんがり山は常念岳。
色が変わった山は焼岳で、その後ろに見えたのが乗鞍岳。
そしてその更に後ろに見えたのが御嶽山。って教えてもらってビックリびっくり
自分が登った山やんけー!ビックリ

他にも色々なお奨めのコースを教えてくれたり、滑落ビックリした経験を教えてくれたり。
あ、鏡平山荘に行けば良い事があるって事も教えてくれたテヘッ
そして話は翌日の予定に。

自分は「登山を始めてから1年以内にテントを担いでジャンダルムに行く!」という目標で、結局9ヶ月目にしてここやって来たのけど、それを山を知ってる人に言うと「経験も無いやつはヤメとけ」と言われたり、本気にしてもらえなかったりした経験から言うのが嫌になってて、最初はま~やんにもハッキリとは言わなかったんだよね。

実際、黄フリース氏には「奥穂からはどうやって(帰るの)?直接西穂は無理やろし?」と、そこは選択肢に入っていないよね?という言い方をされたし、青メガネ氏自身も「奥穂からは上高地へ下ります(西穂には行けないんで)」という話し方だった。
やっぱり自分の本当の目的地は言えない。。。


そしたら驚く事にま~やんが「明日は西穂に抜けるつもり」とサラッと言う。

(えー!?)

これで自分も本当の事を言わなあかんし、ようやく言えるなぁ、と嬉しかった。
一般の登山客は近寄らない、同じ道を目指してる人が目の前で飲んでた事は奇跡のよう。
しかも出発地から経由地まで全部一緒。偶然にしても出来過ぎでしょ。

実は自分もジャンダルムを抜けて西穂へ向かう予定を伝え、ジャンダルムの話を。
ま~やんもジャンダルムは初めてだけど、「まぁ行けるっしょ」と余裕な発言ニコニコ
出発は03時過ぎに・・・という事だったので、自分もそれに合わせて出発する事にした。

そうと決まれば寝る。飯だけ食って寝る。明日の出発は早い。日の出の2時間前だぞビックリ
ちなみに、この登山で一番うまかった飯がこれ。見た目悪いけど、一番うまかった。
「岳食 カレーうどん」




夕方のテン場。結局テン場は埋まり、ヘリポートにまでテント。早く来て正解だった。



日が沈むのを見ながら明日のジャンダルムを考える。
酔っ払った頭でも自然と気が引き締まる。



・・・さぁ、いよいよだ。
あと数時間後には自分を試す一日が始まる。
9ヶ月目で来たジャンダルム。自分にどの程度出来るのだろう。
シュラフに入ってもなかなか寝付けない、長い長い夜だった。


その8へ続く(ようやく最後か?)


100725_0708~02.jpg

本日、インダクティがデビュー予定。
去年は出資すら出来なかった世代で、ハナから期待も出来なかっただけに久々です。

ただアルナスラインと真逆で小さい。めっちゃ小さい(泣)
期待したいけど・・・って感じ(苦笑)

残念ながら1日中仕事なので生で見れませんが、帰ってからの楽しみがあると言うことで。


2日目のルートマップ

■7月18日(2日目 ビールの代償)
09:10 北穂高小屋出発。北穂高岳のピーク(3109m)は小屋から1分。
1時間も休憩したし、景気が良い場所でビールビールも飲んで気分は上々アップ
大キレットを越えた今、今日の後行程はおまけだ~と、穂高岳山荘を目指す。

休憩している間にどんどん人が増え、かなり込み合ってる北穂高岳頂上を即撤退。
人込みを掻き分けるようにして下山を開始。
気分上々の私。ペースは速い。


どんどん下山ダッシュ


登ってくる対向者も多く、(早くここ抜けよ~)と更に飛ばす。

この山行で分かった自分の特徴。
まず岩場が大好き。
そして岩場の下りは最も好き。

対向者や自分と同様下る人達をどんどんパス。
今日はめっちゃ調子イイー!アップ


15分くらいは下ったのか?


目の前に雪渓が出てきた。
(おお、雪渓だー!)

さらにその先を見ると山小屋。
(おお、小屋だー!しかもめっちゃテントあるやん。カラフルやんアップ


・・・って、なんで!?


なんでこんな場所に小屋あるん!?

イヤ~な予感を感じつつMAPを確認・・・。

Nooooooooooo!!


道、間違えた・・・男の子エーン


普段無口でクールな自分シーッが、知らず知らずに発した「あ痛たー・・・道間違えたー・・・」の言葉に今すれ違ったばかりの対向者が振り向く。
目が合って気まずい・・・と言うか恥ずかしい。

「あのー、あれ涸沢っすか?」
「そう、涸沢」

Nooooooooooo!!

・・・自分の目に映ったカラフルなテント達は涸沢ヒュッテのテン場のテントだ。。。
北穂高岳から稜線沿いに向かわなあかんのに、人の波に紛れて涸沢の方に下りてもた・・・。


すべてを察した対向者は言う。
「登り返す・・・の?」

「・・・はい」


もー気分はダダ下がりーダウンダウンダウン

自分が下りて来た道を見上げると・・・遥か彼方に北穂高。
そりゃーもうその時はイスカンダルくらい遠くに感じたわガーン

どだけ下りて来てんねん、自分!怒
あほやあほやあほやあほ過ぎる・・・と自分にキレながら仕方なく来た道を登り返す。
調子こいてビールなんか飲むからや。頭ぱーぷりんになってんねん。ボケ!
ホンマ、自分のアホさ加減にあきれるわパンチ


・・・ぬおぉぉぉアップ


頭にきて、この失敗を無かった事にしようと登る登る!
そりゃーすごい勢いでダッシュ

・・・で、すぐバテる。
登りは・・・嫌い怒

でもすれ違う人達は今まで自分がパスして来た人達。
「あら?なんで?」って顔で見られる。
これ、非常に恥ずかしいテヘッ

恥ずかしさを紛らわすため、そして早くその場から離れたいため、全然バテてないですよ顔で無理して登る。ホントは泣きそうなくらいツライ男の子エーン

半分くらい登り返した時だろうか、本来行くべきだった稜線が見えて来た。
ただ一度完全に北穂高岳付近の分岐地点まで戻らないといけないので、先はまだ長い。
(ここからショートカットしたろかな?)と、自分がいる地点から稜線までの岩肌を眺める。

急がば回れ

昨日の雪渓直登で黄フリース氏に注意された事を思い出しショートカットはやめた。

またしばらく登る。
15分掛けて下りてきた道だ。当然登りの方が時間が掛かるしキツイ。
さすがに疲れてきた。稜線はまだかな・・・と見上げた瞬間・・・

!!

左膝に激痛・・・。
岩の踏み箇所が悪く、左膝が逆くの字方向へ全体重とザックの重みが加わった。
(あっ、やってもた汗)と昔の記憶が蘇る。
昔同じ様な状況から、数ヶ月間右膝が痛くて運動が出来ない時期があった。

さすがに恥ずかしいなんて言ってられない痛み。
すぐにその場で座り込んだ。
ヤバイ・・・。
すぐに(明日ジャンダルムなのに・・・)って考えた。

当然パスして来た人達に追いつかれ(あら、あんなに元気に抜いて行ったのに休憩?)って思われてるだろう。だから顔だけは(普通に休憩中ですよー)ってやせ我慢してた。
でも心は・・・泣いてた男の子エーン

まぁ、歩けないことは無い。1分ほどで痛みは引いてきた。
ただ最初の一歩が怖い。どの程度の痛みが跳ね返ってくるのか・・・。

ここで止まっていても仕方がない。勇気を持ってエイッと歩き出す。

(ラッキー!ツイてる!)本気でそう思った。
痛みはあるけど、歩き続けられる痛みだ。これならイケル。
結局、それ以降、翌日もこの左膝を庇いながら歩いた。

そしてようやく北穂高の分岐地点まで登り返した。
ここで腕時計を確認し(30分以上ロスしたな)と思った記憶がある。
これでようやく振り出しに戻った。
さぁ、仕切り直しだ。


今度は間違いなく稜線を歩く。
奥穂高岳へと向かうこの道は先ほどと違って人が少ない。
北穂高小屋が大勢の人で賑わってたのは涸沢から登って来た人なんだな、きっと。

もうそっからは自分のロスを取り返すために必死に歩いたのであまり覚えてない。
この先の1時間くらいは写真すら撮ってないので、余程真剣に歩いていたと思われる。
ただ、どこかでCanon一眼を携えたまーやんに追いついたのは覚えてる。
ま~やんが自分の顔を見て(あら?なんで?)って顔。
北穂高小屋を先に出た人が何でここに?って思うのは当然だ・・・。

「お疲れさんですー。道間違えて涸沢の方に下りちゃいましたーテヘッ」と言うと「登り返して来たんですか!?」とま~やん。
何度も見てるけど、実はま~やんとまともに話すのはここが初めてだ。
聞けば向かう先は穂高岳山荘で、今日はそこで一泊との事。
自分と一緒やね、という話になり「じゃあ、またあっちで」と言って別れた。

この時点で自分の目標はある人物になった。
北穂高小屋をほぼ一緒に出た青メガネ氏だ。
もうずいぶん先に行ってるだろう。あの人のペース速いから。

道を間違えて相当体力的にはロスしたものの、今日は体調が良い。
頑張れば何とかなる、そう思った。
大キレットを抜けたし、もう難しいところは無いやろうから、と。

そこから何人もの人をパスしたが、なかなか青メガネ氏には追いつかない。
そして意外と厳しいこのコース。
大キレットと感覚的には大差無い。
この辺りは必死に歩いてたな、青メガネ氏を目指して。

あるピークに立った時、ようやく目標の人物を見つけた。
(いた!青メガネ氏だ。)
直線距離では200mほどだが、その間には2つの小さなピーク。
その道のりは相当険しい。追い付くにはまだまだ時間は掛かりそうだ。
これがこの山行で青メガネ氏を見た最後だった。

必死に追いかけるが、意外にも骨のあるこのコースに体力もそろそろ厳しい。
注意しなければいけない場所も多く、集中力も必要なコースだ。
大キレットだけを注視してたが、この北穂~涸沢岳間こそ難関だった。

あるポイントに来た時、目の前に大きな絶壁が立ち塞がった。
見上げながら(・・・これを登るのは今の自分には無理だな)
自分の今の精神力・体力的に、その絶壁を見た瞬間そう直感した。
心が折れた。
それくらいの強さを持った絶壁だった。

その7へ続く

おまけ。今回、歩くので夢中で写真が無かったので。。。
穂高岳山荘から撮った涸沢ヒュッテとそのテン場。
北穂高岳から、このカラフルなテント達の近くまで間違えて下りたのさチョキ




2日目のルートマップ

■7月18日(2日目 大キレットへ)
02時過ぎに目が覚めるものの、辺りは真っ暗。
しばらくウトウトしていたら外が騒がしい。
どうも隣のテントのアベックがどうも撤収作業を始めたらしい。
まだ早いやろ・・・と思いつつ外の物音を聞いてると更にそのとなりも撤収作業開始。

また出遅れたかびっくり

慌てて外に出たらすでに幾つかのテントは無い。
山の朝は早いなー。まだ暗闇やで・・・。
飯の準備をしながらテント撤収作業に入る。
自分も今日は大キレット越え。
大キレットがどんな場所か知らないが、早く出るに越した事はない。

そうこうしてる間にも準備を整えた登山者が自分の横をすり抜けて出発していく。
ぬおー!なんでそんなに準備早いんじゃー・・・ビックリ
皆さん慣れてるのか知らんけど、撤収作業が早い!
自分より後に準備し始めた人達もどんどん旅立つ。
青メガネ氏もその一人で、準備しだしたなぁーと思ったら、すぐ旅立った。
ううう・・・明日はもっと効率良く撤収作業しないとな・・・と思ったわ。

撤収準備も終わりに近付いた頃、東の空が明るくなってきた。
場所を移動するとすでに小屋泊まりの人達が御来光を見るためにたくさん外に。
槍ヶ岳の奥に上がる御来光。今日は天気が良さそうじゃーチョキ

05:00 槍ヶ岳山荘出発。
今日はそのまま昨日のルートで下りると言っていた黄フリース氏とはここでお別れ。
準備中の黄フリース氏に挨拶とお礼だけして出発した。
またどこかでバッタリ会えるのを楽しみにしています。

出発時に撮った笠ヶ岳。頂上付近に朝日が当たってきれい。

今日はこのまま南下して最終的には穂高岳山荘を目指す。
コースタイム的には9時間半といったところ。
とりあえずの目標は南岳山荘。そしてその先にあるのが大キレットだ。

05:13 視界から消えそうになる槍ヶ岳をカメラ
槍ヶ岳山荘のテン場にはまだカラフルなテントが見える。

稜線に沿って南に少し歩いたら昨日まで見えなかった風景が。
ここからは見るものすべてが新鮮。色が違って面白い山だなーとカメラ
知識が無いので何山なのかさっぱり分からん汗
(実は自分が登った事もある山も含まれていたのにねニコニコ

西側を見ると笠ヶ岳の奥にも山脈が。さすがにこれは分かる。白山だ。
地元から最も近い高山だが、こんなにハッキリ見えたのは初めて。嬉しいチョキ

そしてそして東側にはとんがり山。この日はずっとこの山を見て歩いたな。
なんて山なんだろうなーって思いながらの一日。形の良い、とんがり山だニコニコ

05:37 中岳頂上付近で振り返って撮った槍ヶ岳。
飛騨側(西)はさほど無いが、信州側(東)にはまだ雪渓がたっぷり。

そしてこの後、ルートを見失う。
いくら探してもマーキングが無い。
実際にはきっちりマーキングが付いていたんだが、見えてない。
まったく視界に入ってない。
自分の中では今日は南下していかないといけないという潜在意識で行動してるので、南側ばかり捜索する。何度も行ったり来たりして時間を浪費。一旦パスした人にも追いつかれ「マーキングが無いんですよぉ」と言うと、「そうなんですか?でもまぁ、稜線に沿って歩けば良いんですよね?」と東側の稜線を指差して言う。
(・・・あっ!?)
情けないというか何というか・・・。
なんでもそうだけど、思い込みって怖い。
視界には入ってるはずなのに見えなくなる。こうやって遭難するのかな?
まぁ、おかしいなと思った時に引き返してきたのは良い判断だった。
そういう事にしておこうテヘッ

06:17 その後は順調にマイペースを通し、南岳山頂到着。
まぁここは通過点なのでそのまま下りに入ると人影が見えた。
今日は体調も良く何人もの人をパスしてきたので別に珍しくないが、この人は知ってる。
青メガネ氏だ。ようやく追いついた。この人も早いなー。

06:21 最初の目的地、南岳小屋に到着。青メガネ氏とほぼ同時。
青メガネ氏のこの日の目的地は昨日聞いたので知ってる。穂高岳山荘、自分と一緒だ。
青メガネ氏はここで着替え休憩を取る様子。
自分はここで水の補給をする予定だったのだが、南岳小屋、なんだかひっそりとしていて営業してるのか?って状況。(いや、実際ここに泊まった人に逢ってるから間違いなく営業してたのだけど・・・)そのまま素通りする事にした。

南岳小屋付近から撮った大キレット。いよいよ本日の核心部、大キレットを越える。
うへー、こんなに下りるん?こんだけ下りたらまた登らんとアカンのやでガーン

後ろを振り返ると着替えを終えた青メガネ氏もザックを背負い出してる。
さ、自分も出発しよう!

最初の崖を下っていく。
獅子鼻岩という場所らしいが、ほとんど垂直に近い場所を鎖・ハシゴを使い下る。
そしてまた知ってる人物と遭遇。
Canon一眼を携えた好青年、ま~やんだ。(もちろんまだ名前は知らない)
追いついたらあっさり道を譲ってくれたのでそのまま下降。
ま~やん、槍ヶ岳のテン場を03時半に出発し、御来光の撮影に興じていたらしい。

ハシゴ付近では下から登ってくる登山者に会う。
崖の途中でヤンキー座りで登りを待ちながら、その人に「ここの登りはキツイですねー」と言ったら「いやいやここを下る方がキツイでしょー」と言われた。
(ふ~ん、そうなの?)と思いつつその場をやり過ごしたが、その後逢う人逢う人、下りの方がキツイ、怖い、と言っていた。
この山行で分ったのは、どうも自分は崖を下るのが好きみたい。
逆に苦手なのが足だけで登る坂ムカッ

崖を下りて振り返って見る獅子鼻岩。
・・・どこをどう見たら獅子鼻なんだろうか・・・ぴよこ_風邪をひく

そして長谷川ピークと呼ばれる付近の岩場。飛騨側に落ちたらサヨウナラーパンチ
ただ写真で見るほど現場を歩くとそうでもない。

長谷川ピークを抜け、そのまま順調にマイペースで行くと3人組のパーティに追い付いた。
先頭が30代後半の女性、続いて50代半ばの男性、最後に男性と同年代のリーダー的な女性。
こっちのペースと3人パーティーのペースはまったく違うのだが、追い付いた場所が悪かった。
リーダー的な女性が「(すれ違う)場所があれば行って頂きますから、ここはゆっくり行かせてあげてください」と言ってきた。もちろんすれ違う場所もないし、なにより先頭の女性の動きを見て(急かせたらマズイな)と直感的にも感じた。とにかく体の動きが不安定で見てるほうが怖かった。

今、これを書きながら調べると、追い付いた場所はどうも飛騨泣きと呼ばれる大キレット中の難所らしい。リーダー的な女性はそこが飛騨泣きである事を知っていたんだろう。それが「ここはゆっくり」という言葉に表れてる。
飛騨泣きをゆっくり越えた後すれ違わせてもらい、自分はまたマイペースで北穂高山荘を目指す。
大キレットも残りわずか。

北穂高山荘までの最後の崖を登る。
この辺りからは山荘から下りてくる登山者がグッと増え、落石に注意して歩いた。
落石については、このジャンダルム挑戦登山にあたりヘルメットの購入を本気で考えた。
ただいかんせん値段が高い。今後の使用頻度もそう高くないと思うし、テン泊でただでさえ荷物が多いのに更に増やすのか?う~ん、視界も遮られるかもしれんしな・・・と言い訳を考えながら結局買わずにこの登山を迎えてしまった。

現場で実感した個人的な感想を書くと、基本的な事を守れればヘルメットは不要かもしれない。
もちろんあるに越した事はないが、落石って基本的に人間が起こす。
基本というのは、そういう場所に最初から自分の身を置かないこと。
崖では人の下に入らない事。
ハシゴも一緒。
こんな基本的な事だけど、今回の登山ではそれが出来てない人が非常に多く驚いた。
ハシゴでは(あのー、上の人が落ちてきたらあなたも一緒に死にますよ・・・)って思った事が何度かあった。
想像力を働かせる。自分の身は自分で守る。
私も登山用に習ったわけじゃないが、想像すれば当たり前に分ることだと思う。

ただ人が増えてくれば知らない間に上に人がいる事もある。
それを避けるためにも早立ち早着きし、危険箇所で渋滞するリスクを避ける。
こういう人気のあるアルプス登山では基本の重要性を身を持って感じた次第。

08:15 北穂高山荘到着。着いた着いたー!大キレット抜けたーチョキ
槍ヶ岳山荘を5時に出て3時間ちょいで着いた。
予定より全然早く着いたし、今後の余裕も出て来た。
こりゃーここで大休憩だなアップと調子に乗る。
向かった先は売店だ。もちろんビール。生ビールだーびっくり
昨日飲めなかった生ビールを800円でいただく。
休憩していた外人さんに「ココデノム ナマビールハ サイコーネ!」と話しかけられ、どう応えて良いか分からんけどとにかく親指上げて満面の笑みで返したニコニコ
この行動、この時点で完全に調子に乗っていたものと思われる。

いやー、ここの眺めは最高だぁアップ
大キレット抜けて今日の仕事は終~了~くらいの勢いで自分が歩いて来た稜線越しに見る槍ヶ岳を眺めながらビールをあおる。いやー最高だぁびっくり

ちょっと移動すれば笠ヶ岳もばっちり。

今回の山行で立ち寄った山小屋の中では個人的にここが一番。良い小屋だぁ。
気に入ったついでに山小屋バッチと手ぬぐいまで購入した。
うん、完全に調子に乗っていた。。。

私は靴下まで脱いで完全リラックス状態。
後ろの若いカップルの話が聞こえてくる。
「今日は1人1枚の布団で寝れると良いね」と可愛く話す彼女に「無理だね」と冷たく突き放す彼氏。
(よほど嫌なことあったのかな?ちょっとキレてます?シーッ
山の経験が余りなさそうな彼女の沈んだ声がとても印象的だった。
やはり昨日は沢山の人でごった返したみたいだ。
今後もテントを担いで登ろう、と心に決めた瞬間だったシーッ

30分ほど休んでいると、先ほど飛騨泣きですれ違った3人パーティーが上がって来た。
目が合ったので挨拶すると30代後半の女性が「おつかれーアップとめっちゃテンション高い。大キレット超えの嬉しさが伝わる。良いねぇ。
この時点での休憩者は数人で、3人のテンション上がりまくった声はどこに居ても聞こえる。
リーダー的な女性が「○○ちゃん良かったねー!やっぱり去年は何かが足りなかったって事なのよー!」と話してた。たぶん去年大キレットに挑戦して途中棄権したんだろうな。
あまりに充実感に溢れていたので、大キレットをバックに写真撮りましょうか?と話しかけると、リーダー的な女性が「昨日どこかでお会いしましたよね?」と言う。

・・・知らんなぁパンチ

「そのハンティングの帽子、どっかで見覚えがあるんだけどなぁ・・・」と言われ思い出した。
昨日、飛騨乗越を疲労困憊で登って来た時、「大キレットを抜けられて来たんですか?」と話しかけられた3人組のパーティーだ。
話すとその後は南岳山荘に小屋泊まりして、大キレットに備えたそうな。
大キレットを越える!というのがこの山行の大目標だったんだなぁ。おめクラッカー
そしてそのテンションのまま「さぁ下りよう!」って出発していった。
ここからだと・・・北穂の分岐で涸沢の方に下りるのかな?

その3人組を撮ってあげたお礼に撮ってくれた写真。
あの尖がってる槍ヶ岳からこの稜線を歩いて来たんだなぁビックリ




今回、お金が無くて買えなかった物に帽子がある。
これはどっかで1000円程で買った普通の帽子だけど、山では目立つ。
みんな山用のシャカシャカした素材の帽子を格好良く被ってる。
最初はちょっと恥ずかしかったけど、今回この帽子のおかげで何人かの人に覚えていてもらった。
これはこのまま突き通しても面白いかもしれないニコニコ

そしてまたしばらくすると青メガネ氏とま~やんがほぼ同時に上がって来た。
お疲れ様の意味を込めた会釈をすると、青メガネ氏が自分の斜め前に座った。
「歩くの早いですね」と言われ、「今日は体調が良いですわ。昨日はあなたのペースに付いて行ってバテましたけどニコニコ」とそんな会話から始まり10分ほど話した。
そしてこれからの予定を確認。
今日は穂高岳山荘に泊まって、明日前穂高から上高地に下りてバスで新穂高温泉の駐車場に帰るという事だった。

気が付けば09時を過ぎてる・・・約1時間の大休憩だ。
知らない間に北穂高山荘のデッキにも人が溢れていた。人込みは苦手。
青メガネ氏に先に出発する事を告げ、ザックを担いだ。
その青メガネ氏もすぐに出発する体勢だった。

目指すは涸沢岳を越え、その先にある穂高岳山荘。本日の最終目的地だ。
大キレット抜けた今、今日はもう他に何も不安はないと思っていた。

ビール飲んで調子こいた代償がこの直後に訪れる・・・。

その6へ続く
(って長げーなコレテヘッ


初日のルートMAP







■17日(初日後半)の続きから
槍ヶ岳からおじさんの超遅ペースに巻き込まれるものの、特に急ぐ理由も無い。
仕方ない、とあきらめて下山途中で写真撮影カメラ




こうやって見ると結構きつい下りだなぁ・・・。
超遅おじさんと、青いのがたぶんCanon一眼を携えた好青年的な返答をした人物だ。
名前をま~やんと言う。(もちろんこの時は知らない)
今後、このジャンダルム挑戦登山で最も重要な関係者になる人物。
ま、ゆくゆく紹介するとする。

槍ヶ岳山荘の眼下には殺生ヒュッテが見える。奥の小さいのがヒュッテ大槍。
山小屋ってみんな屋根が赤いんだな。うちのログハウスも赤屋根で同じだなぁ。




青メガネ氏に聞いたところ、槍ヶ岳山荘のテン場は他に比べても狭いらしく場所も良くない。遅く着いてしまうと満員という事もあり、最悪この写真の殺生ヒュッテまで下りてくださいと言われてしまうらしい。
青メガネ氏のあのペース&休憩無しの理由はそれだったそうで、出来るだけ早く目的地の槍ヶ岳山荘に着いてテン場を確保したかったというのが本音で、結構キツかった汗と言うてた。

一緒に超遅ペースで下山した後、到着後の楽しみに興じる事とする。
もちろんビールだー!
生ビールビール、生ビールビールと探しても見つからない。
あら?売ってないのかな?と思いつつ、仕方なく自販機でスーパードライを購入。
350ml缶で500円。高いけど、3000mの標高で飲めるビール。この辺は気持ち良く出せる。

缶ビール片手に小屋の外に出たらみんな景色を見ながら生ビール飲んでる。
あら?
おっ、自販機の隣の部屋が食堂だったのね~ダウン
槍ヶ岳山荘にも生ビールあります!(ついでに言うと穂高岳山荘にはありませぬ・・・)

やや凹み気味に、景色の良い場所でビールを飲もうとするが席が無い。
どんどん槍ヶ岳から離れて行くと、ようやく男性一人だけが座ってる席が空いていた。
まぁそこで良いわー、と座ったらその男性が黄フリース氏だった。なんとも偶然だ。

当然そこから登山談義に花が咲く。
黄フリーフ氏も単独で、ここに早めに着いてしまったからどうやって時間を潰そうかと悩んでいたらしい。タイミング良くそこに現れたのが自分だったと言う訳でニコニコ

2時間ほど話し込んだかな?
黄フリース氏は名古屋から来ていて、登山歴15年のベテラン。
新穂高温泉の無料駐車場を03時に出発したらしく、ライトを点けながらトボトボとぼとぼ歩いてきた事。そしてそのトボトボ歩きは、ハイペースで飛ばした挙句、山頂付近で足が痙攣、危険を感じた経験から確立した自分のペースであり、それがピタッとコースタイム通りだと言うこと。

黄フリース氏にはマイペースの重要性を教えて頂いた。
「でもにいちゃん、速いねー」と言いながら、その言葉には余裕がある。
疲労困憊で辿り着いた自分とは雲泥の違い。それが次の日の山行に関わるのだと。
工程を考え時間を計算、出発時間を決定。マイペースを保ち、次の日に疲れを残さない。
山の強者の話すその言葉すべてが教科書だった。

そして雪渓を直登した事もやんわり注意されたシーッ
2週間前のここでの山行を再度され、10本爪のアイゼンをザックに入れている事。
私が雪渓を登っていくのが見えたが自分は雪渓を迂回した事。
気持ちすべてを見透かされてるようで、恥ずかしかったな汗

黄フリース氏は槍ヶ岳が大好きなんだそう。
槍ヶ岳は何度も来ており「ガスッて来たし今日はもう良いわ」と言い、「槍を360度色んな方向からから見るのが楽しみなんだ、あと見てないポイントが2箇所残ってる。そこに行くのが今の楽しみだ」とか。お奨めは双六から見る槍ヶ岳と言っていた。

黄フリース氏とは15時前くらいまで話した後、少し横になりたくてテントに戻った。
最初は数箇所しかなかったテントも次第に数が増え、最終的には満員近くまで行った様だ。




手前の赤いのが我がテント。このテン場には赤いテントは自分のだけだった。
テントに関してはどのメーカーが多いとか特に無いねぇ。バラバラ。
自分もどのテントを買うか迷ったけど、自分の好きなのを買えば良いんじゃないかなー。
ただモンベルの黄色いテントはどこのテン場でもいくつかはあったな。

すでにその頃にはガスが出てきて、さっきまで綺麗に見えていた風景はなし。
すぐ近くにある槍ヶ岳すら見えない。
テントの外では雨音がしていて「うわー、早くテント作らんと!」と今到着したばかりのアベックが急いで設営に取り掛かる声。早く着いてよかった。山では早寝早立ちというが、まさに、だ。

そのままテント内でゴロンと横になったらどうも眠ったみたい。
気が付けば17時前になっていた。雨音は消えてた。
テントは他の人に気兼ねなく過ごせるから良いね。
今日の小屋泊まりはキツイだろう。
今後も出来るだけテントを持って山に来よう。

そして夕食。アウトドアショップで買ったアルファ米を食べた。
アルファ米どころか、おしるこや味噌汁含めどんだけ食うねん!
って言うくらい腹いっぺーおにぎり食べた。
別に腹が空いていた訳じゃない。

とにかく荷物(重り)を減らしたい一心だったムカッ

山スカートの女性に抜かれた悲しさに包まれながら、腹減ってもないのに無理やり食べる一人寂しい夕食でしたわニコニコ




重さの要因の一つにはこいつもある。
お気に入りのコールマンのフェザーストーブ。
前回のキャンプで使わせてもらったガスストーブの使い勝手が非常に良くて、軽量化を考えて買おうかとも考えた。でもそれだけの事に買うのも・・・。それにこいつと一緒に最初のテント泊がしたかったという気持ちもあった。
・・・今考えれば借りたら良かったなテヘッ

夕暮れが楽しみだったがガスってしまい、ガスの切れ間から一瞬一瞬、時折見れるだけ。
そして何もする事も無いので、19時には早めの就寝。
明日はあの有名な大キレット越えだ。早く寝て今日の疲れを回復させないと。
(キレットは漢字で切戸と書き、山稜がV字型に深く切れこんで低くなっている場所の意味)

大キレット。
雑誌の言葉を引用すると「国内縦走路では屈指の難路」らしく、飛騨乗越をクリアした先の尾根でおばちゃんに話しかけられた「大キレットを抜けられてきたんですか?」という言葉からもその重みが分かる。

初めて行く難路と呼ばれるコース。
いったいどんな道が待ち構えているんだろうか・・・と思いながら左肩痛を癒す眠りに就いた。

■登山 ジャンダルム 初日終了

その5に続く


初日のルートMAP







■17日(初日)の続きから
黄フリース氏と別れた後、左肩の激痛に耐えながらひたすら忍耐の登山。
一歩一歩確実に近づいてはいる筈だけど風景がゆっくりしか変わらない。
でも嫌な気はしない。それほど最高の風景だった。
低山の風景にしか知らない田舎者の自分にはすべてが新鮮だ山
この辺りではすでに森林限界を抜け、高い木々は無く、あるのは背の低い高山植物とひたすら石・石・石。

石の登山道を忍耐のマイペースで歩いていると、あれ?人影が・・・。
あれ?あれ、もしかしてー!
キター!
青メガネ氏だー!
見つけたー!!アップ

槍平小屋で引き離された青メガネ氏を発見。
まだ80m程は離れてるけど、3時間もあの後姿を見て歩いたんだ。
間違いなく分かる。あれは青メガネ氏だ。

青メガネ氏はちょうど飛騨乗越から西鎌尾根へとバイパスする分岐点で休んでいる様子。
よーし!ここで一気に追いつくぞー!と俄然やる気になった瞬間、青メガネ氏がこっちを振り向いた。
3時間も後を付けられたんだからあっちもこっちを分かってる。
こっちを見つけられた瞬間、避けるようにして青メガネ氏は出発。えー!!
しかも飛騨乗越方面じゃなく、西鎌尾根に抜けるバイパスルートへ。
(なんやー、行く場所違うんかー。槍ヶ岳山荘で喋ろうと思ってたのになーダウン)と、この時は思った。
後で槍ヶ岳山荘で出会う事になる。

これも後で聞いた話だが、タイムコース的には20分ほどのロスになるが、尾根に出てしまうので歩いてみると体も楽で、尾根沿いに槍ヶ岳山荘出られるとの事。20分のロスも埋められるくらいだそうだ。
今考えてみれば青メガネ氏のあの分岐点での休憩はMAPを見ながらルートを選別していたんだろう。
分岐点で何も考えなかった(そんな余裕が無かった)自分とは山の経験が違う、って感じ。

10:13 目標を再度失い飛騨乗越のルートをひたすら歩いていたら頂上の様子が見えてきた。
目を凝らすと・・・あれ?なんか建物が見える!




写真では見えにくいけど、ピークとピークの間に間違いなく建物が見える。
たぶんあれが槍ヶ岳山荘だ!ヨッシャー!ダッシュ

と、元気が出たのはその瞬間だけで、ゆっくりとしか風景が変わらないのは今までと同じ。
相変わらず左肩痛は激しく、すぐに元の忍耐のマイペースへ。
見えてはいるけど果てしなく遠くに感じる槍ヶ岳山荘は目標にならない。
今の目標は・・・とにかく目の前のルート目印だけ。

5m間隔ほどで付けられているその目印まで行って一休み。
その間に次の目印を探して、またその目印を次の目標に・・・そして一休み。
一体どれくらい同じ行動を繰り返したのか・・・槍ヶ岳山荘は果てしなく遠い・・・タラ~

ふと下を見れば相当遠くに黄フリース氏がいる。相変わらずの遅ペースだ。
でもその前に本日初めて見る2人組が居た。あれ?今まであんな2人いたっけな?

しばらくしてまた振り返ると2人組の姿がハッキリと分かる距離に近付いて来てた。
早っ!!

2人組の姿を見かけてから30分程は頑張って追いつかれない様に歩いた。
でも明らかにスピードが違う。
はい、白旗でーすぴよこ_風邪をひく
道を譲るついでにどっかりと腰を下ろして休憩した。
そしてじっくり2人組を観察する。
見る見る2人組が近付いて来る。

驚いた。

先頭を歩いてるのは山スカートの女性だった。
長身細身の20代後半くらいのカップル。
やや経験が少ないのか、女性をサポートするように男性が後ろから声掛けするという感じ。

正直、ショックだった。
山で女の人に抜かれるなんて思ってもみなかった。
ただその装備は随分軽装だ。
ザックも小さいしテン泊じゃなく小屋泊まりだな、と挨拶を交わしながら思った。

ただ黄フリース氏と後で話したら「あれ、(ザックに)何にも入っとらんと思うで。日帰りやろ。早過ぎるもの。」と言っていた。事実、槍ヶ岳山荘に到着後しばらくはそのカップルの姿を見たが、その後は結局一度も見なかった。帰ったんだろう。
初めて知った北アルプスの日帰りという選択肢。
色々な人が居るなー。
それに荷物が軽いっていうのは相当のアドバンテージなんだな、って重要な経験を身を持って知る。
自分の背中には18キロのザックが肩にザックリ食い込んでいるぜパンチ汗

カップルに抜かれた後、また忍耐の歩きを続けている雪渓が出て来た。
標高的には2800m程か。
雪渓といっても一部分だけ残ってるという程度で、少し迂回すれば歩かずに済む。
でも迂回すれば100m。雪渓を直登すれば30mだ。疲れた体にこの差はでかい。
ほぼ徹夜に近い体で疲労はピーク。
更に初体験となる雪渓を歩きたいという気持ちが勝って直登する事に。

実はその上で先ほどの2人組カップルの女性が直登してたんだ。
でも男性はなぜか迂回。
ザックをガサゴソしてたから、今考えるとアイゼンを女性に渡していたのかもしれないな。

そんな事は知らない自分、(彼女が行けるのに俺が行けん訳ねー)と馬鹿丸出しで雪渓にアタック。
たった30mの直登。
雪国生まれと言う慢心もあった。

少し歩いただけで違和感を感じる。
なんか感触が違う。
カッチカチやで!ウワーン

30mの半分を過ぎた辺りから危険を感じる。
これ、一旦滑ったら止まらんな・・・。

かろうじて頼りになるのは2本のトレッキングポール。
今もこれを頼りに4本足で歩いているけど、もしもの時には片手に持ってピッケル代わりに・・・って考えてた。(でもそれでも多分止まらんなー。雪が硬過ぎて刺さらんわ・・・)

たった30mの雪渓。
直登し終わった瞬間(もう2度と歩かねー!)と心に決めた。

急がば回れ。

今回の登山で実感した言葉だ。
登山ルートの目印。これも絶対に蔑ろにしてはいけない。
そこにあるという事は意味のある事なんだ。無い所には無い事の意味がある。
ちょっと横着して目印の無い場所を通ってヒヤッとした事がこの登山中、何度もあった。
急がば回れ。普段の日常でも使う言葉だが、命に関わる登山では肝に銘じておかなければ。。。

11:04 長く辛い忍耐の歩きもついに実を結ぶ。尾根だ。尾根が見えてきたー!
尾根に着いた矢先、槍ヶ岳方面から来た登山者と遭遇。男女女3人のパーティ。
50歳ほどの女性に声を掛けられた。
「大キレットを抜けられてきたんですか?」
「いえ、新穂からです・・・」
もう愛想笑いする元気も無い。とにかく早くザックを下ろしたいテヘッ

11:15 そして、ようやく、ようやく到着。本日の最終目的地、槍ヶ岳山荘!




山荘のすぐ脇に見えるのが槍ヶ岳だ。日本で5番目(3180m)に高い山。超が付く人気の山。
そしてすでにテン場(テント場のこと)には1張りのテントが。早えー。まだ11時過ぎやで・・・。

更に今からテントを設営しようとしてる人物一人。

あれれ???
なんか見たような人物だ。

なんとよく見ると青メガネ氏!

当然喋ってはいないが、あっちもこっちも面識はある。
「あれ?いつ着かれたんですかぁ?」もう疲労困憊だ。
「10分ほど前です。西鎌尾根から尾根伝いに来たんで・・・」と青メガネ氏。

正直、その時点ではニシカマオネ?なんじゃそりゃ?状態。
基本的知識がまったく無いというのもあるし、考えれる状況でもなかった。
とにかく、とにかく、肩が痛い!!!男の子エーン

初めて入る山小屋。
受付のお姉ちゃんが対応してくれた。
テン泊を伝えると500円払って受付完了。
水は200円/1Lで買える事も教えてくれた。
(売るほどあります、そう言いたかった・・・ダウン

そして初めてのソロテント設営。
この日のために購入したプロモンテの山岳テント。
プロモンテ(PuroMonte) 2人用 超軽量山岳テント
プロモンテ(PuroMonte) 2人用 超軽量山岳テント

ソロテントと言いながら2人用を購入。いつかいくみんとテン泊する時の事も考えて。
2人用なので当然だけど、ソロで使用するには室内は十分広い。でも1人用と比べても重さ的にはあまり変わらないので大柄な人であれば2人用をお奨めする。

プロモンテ(PuroMonte) VL23対応グランドシート
プロモンテ(PuroMonte) VL23対応グランドシート

一応グランドシートも同時に購入。確かにテントのグランドはペラペラでテン場の石底ではいつ穴が空いても不思議ない。山での使用を考えると雨の事を考えるべきで、出来れば揃えておいた方が良いと思う。大きなものではないので、テントのスタッフバッグに一緒に入れて仕舞えます。


テントも張り終え、くそ重いザックをテントに置き去りにし身軽になった体で目指すは槍ヶ岳!
槍ヶ岳山荘の目と鼻の先にその切っ先がある。いざ登るべし!

コースタイムで30分。疲れた体でもサクッと登れる、はずだった・・・。
でも渋滞。槍の山頂に向かう人の波に飲まれ足止めを食らう。
そしてようやく辿り着いた槍ヶ岳の山頂。




近くのおばちゃんと写真の撮り合いっこ。
山頂は10人も人が居たらちょっと危険なのですぐに退散。

そしたら今度は下りも足止め。
60才位のおじさんの後ろに自分と同年代であろうCanonの一眼カメラを持った男性。そして自分。
で、そのおじさんが下りるのやたらめったら遅い。
別に急いで下りる理由も無いが、常識からしても遅すぎる。。。
おじさんはカメラを持った男性に「先に行く?」と声を掛けるが、「いやいや良いですー。ゆっくり行って下さい。」と返答。。。(こらこらー。先に行かせてもらいなさーい!!)と私の心は叫んだテヘッ


この時このおじさんに好青年的な返答をしたCanon一眼カメラの人物。
この人物が今回のこのジャンダルムへの挑戦登山で私の最も重要な関係者となるのはその翌日の事である。旅とはなんとも面白いものである。

その4へ続く


初日のルートMAP







■17日(初日)
04:50 新穂高の無料駐車場の車中で1時間くらい仮眠をし、周りがざわつき始めた4時過ぎから準備を始め、ようやく出発したのが4:50。あたりはすっかり明るくなってたダウン
う~ん、出遅れた!汗

いざ歩き出したものの、道が分からないガーン
何人もザックを背負って行くけど、明らかに自分とは違うルートの人たち。
自分の行く方向はわかってるんだけど、なにぶん初めてなもんで登山道の入口が分からない。
不安になってるとただ一人だけ自分の行きたいルートへ歩き出した人が居たキラキラ
中肉中背、青い服着たメガネの30代後半くらいのベテランぽい。(以下 青メガネ氏)
よし、この人に付いて行く!ダッシュ

一定のペースで迷い無く歩く青メガネ氏の先導で、俄然やる気がみなぎる。
この道で間違いない!アップ
道はすでに登山道の一部を確実にトレースしていたので、もう間違えようが無い。
自分のマイペースより若干遅い青メガネ氏をそこでパスして自分のペースに切り替えた。

まず向かう先は穂高平の避難小屋。休憩する気は無いけど、まずそこが目標になる。
ほぼ一本道。この辺りの登山道はまだ山の中の車道。

05:44 黙々と歩き続けると目的地の穂高平避難小屋に着いた。

でもなんかおかしい。抜いた事あるような気がする人達が休憩してる・・・。
もちろん休憩はせずに歩き続けるが、気になってMAPの確認。
すると・・・車道をショートカットするように登山道があるビックリ
めっちゃタイムロスやー!!ダウン

くそー!俺頭ワリーパンチと思いながらダッシュ
ひょっとして・・・と先を急ぐと・・・いた!電球青メガネ氏!
めっちゃ恥ずかしいやんけー!汗

もう二度と同じ轍は踏むまい、と学習した私は青メガネ氏の後ろを付かず離れず付いていくチョキ
そして最初に見えたアルプス的な風景。




これ何の山だろう・・・とMAPを見る。たぶん笠ヶ岳だ。

06:16 計算されたように一定のペースで歩く青メガネ氏について白出沢へ。
その足取りは間違いなく上級者。まったくブレない。
自分は初めてのアルプスで歩くペースが分からない。しばらくはこの人に付いて行こう。

07:09 白出沢からさらに進み、時間的には滝谷出合くらいだろうか。
上流を見上げるとなんか見たことある風景が。




笠ヶ岳は「たぶん」だけど、これは間違いなく分かる。
ジャンダルムだ。

自分の立てた予定通り行けば明後日になる。
明後日、あのピークに立てるだろうか・・・。

07:40 槍平小屋のやや手前。ジャンダルムが視界から消える前に撮った写真。




奥に見える山、左から奥穂高~ジャンダルム~間ノ岳(たぶん)。
この稜線を明後日すべて踏破する・・・出来るだろうかガーン

07:50 槍平小屋到着。
ここまで淡々と同じペースで歩き続けてきた青メガネ氏。(と自分)
もう歩き出して3時間経ってる。
ここで休憩だろうから、少し話しかけてみようかな、と考える。

というのも、どうもザックの背負い方が悪かったらしく激しく左肩が痛い。
頼むから休憩させてくれ、という感じだったテヘッ
この1時間くらいは(なんでこんなに肩痛いんだー!)と思いながらの我慢の歩き。
後で分かったのだけど、ザックをしっかり密着させてなかったのが原因らしい。

槍平小屋は自分にとって初めて見る山小屋。
(へぇー、こんな場所にあるんだー)とザックを下ろす場所を探していると青メガネ氏はそのまま小屋の裏へ歩いて行く。えっ!?

まさかまさかの槍平小屋スルー男の子エーン

どんだけ体力あんねん。結構なペースで歩いてるでぇウワーン
絶対無理!と半分泣きべそでザックを下ろすテヘッ
残念ながらここで青メガネ氏とはお別れだ。

とにかくキツイのは肩。足腰や体力的には問題ない。ただただ左肩が痛い・・・男の子エーン
左肩の休憩がてら軽食を取る。大好物のスニッカーズ!
いつもはメガトン級のカロリーを誇るこのお菓子はおいそれと食べれない。
ただ今は違う!今が食べる時だー!アップ

槍平小屋にはグラサンでタバコをぷか~と吹かしてる登山者が一人だけ休憩中だった。
細身の小柄で40代前半に見える黄色フリースを着た男性。経験は・・・判断不能。
騎手の四位洋文そっくりの人物だニコニコ
(以下 黄フリース氏)
最初に着いた時に挨拶だけ交わしたけど、20分ほど休憩してる間に行ってしまったようだ。

08:10 槍平小屋を出発。
左肩を休憩させる為だけに20分の大休憩。
奮発して大好物のスニッカーズまで投入したが、ザックを担いだ瞬間から再発する左肩痛ガーン
スニッカーズ、肩痛には効果なし!ダウン
仕方ない、今日はこのまま歩くしかない。。。

なにせザックが重い。事前軽量では軽量化を図ったものの18キロ程だった。
これも後で笑われた話だが、水を4Lも持って行ったのが間違いだった。
アルプスでは小屋がしっかりしてるから、飲み水はその都度確保(購入)出来るらしい。
小屋など無い低山登山に慣れた自分は(水はあるに越した事は無い)という意識があるから頑張って持ってきたけど、飲まないならただの重りだ。左肩痛に悩まされ、何度(捨てたろかー!怒)と思った事かテヘッ

ここから目指すルートは飛騨乗越。
(登山用語って読みにくいねー。一般ピーポーには読めん。これはのっこしと読み、二つの峰の間の低くなった部分で、尾根を乗り越えるところの意味らしい)
ここからは一気に標高を上げるのでキツイのは目に見えてる。本日の核心部だ。
槍平小屋からこのMAPのコースタイムで宿泊予定の槍ヶ岳山荘まで5時間。

青メガネ氏は居なくなったが、登山ルートはしっかりしているので一人で歩いてても迷う事は無い。
マイペースで森の中を歩く事30分程。
前に人影が見えた。槍平山荘でタバコ吹かしてた黄フリース氏だ。

その歩みは・・・驚くほど遅いガーン
ただ後姿を見ていると道具やトレッキングポールの突き方等で経験をかなり積んでるのは分かる。
並ぶ間もなくパス。あちらも気持ち良く抜かせてくれた。やはり相当な経験者だろう。

09:27 標高を上げ森を抜けたらバーンと景色が開けた。MAPでは花マークの付いたやや手前。
もう左肩が限界だ汗
休憩休憩休憩・・・もう頭はザックを下ろす事しか考えてない。
ちょうど良い大きさの石があり、後方に笠ヶ岳が綺麗に見えていたのでついでに写真撮影山
左肩が悲鳴を上げているので出発したくないが、歩き出さないことには始まらない。
後ろから確実に黄フリース氏が来てるのは分かってた。
黄フリース氏がここに到着するまで休もう・・・って決めた。




笠ヶ岳、さっきまで綺麗に見えていたのに。。。やや雲が出てきた。
そして黄フリース氏がやって来た。早い。あっという間の休憩だった。(写真の人物)
あの遅ペースで・・・。
山では多少ペースが早くてもなかなか差は広がらない、って実感した。
逆に自分のペースを持ってる人の強みを感じた瞬間だ。
自分も青メガネ氏や黄フリース氏のように自分のペースを確立しないと駄目だな。

あまりに休憩が短かったので黄フリース氏とスポーツドリンクを作りながらちょっとお喋り。
黄フリース氏もここで休憩を取るつもりのようだった。

内容は2週間前にも同じルートでここからもう少し先の2600m付近まで登った事。その時は雪が多く、ルート目印も見えにくい状態。そして更にそこでガスってしまい5m先が見えなくなり、どうしようか思案していたところ西鎌尾根からエスケープして来た2人組に出合い、そのパーティも槍ヶ岳を目指していたが尾根は強風でとても歩ける状態でないという情報を得て一緒に下山した事など。
話の内容からもやはり黄フリース氏は相当の経験者だった。
今日の行き先は一緒。槍ヶ岳山荘だ。
「じゃあ、また頂上で会いましょう」と言って別れ、一足先に槍ヶ岳山荘に向かった。

その3へ続く


登山をかじり出して9ヶ月。

何も知らない去年の10月にはこんな状況だったのが懐かしいニコニコ

私には山の先輩(60才ちょい前)がいて、自分の知識の主は雑誌だけど、経験がある生の情報はその人からのみ。近くに山好きの人が居ない。
その先輩が昔ビールの席で教えてくれたキーワード。

ジャンダルム

内心、(このおっさん、フランスのジャンヌ・ダルクと間違っとるやろ?)と真剣に思った。
先輩もビール相当飲んでたからね・・・テヘッ
でもなぜか妙にその言葉に興味を持ち、話を聞くうちに心は(絶対に行く!)に変わってた。

ジャンダルムとは、ちょっと登山する人なら誰でも知ってる岩稜の名前で、そのジャンダルムへ行くコースは山の雑誌から抜粋すると「日本の一般縦走路、最難関コース」となっている。

で、去年、自分には珍しく目標を立てた。
1年以内にジャンダルムに行く!しかもテント泊で!
正直、すぐにでも行きたいところだったけど、装備も無い状態で気付けば冬。
それで目標を1年以内に定めた。
実は最近やってたきずみんinザックダイエットもこの目標のため。

なんで?と言われると自分を試してみたいなのかな?
今の自分にどれくらい出来るのか?
国内最難関コースってどんなものなのか?
登山経験も何も無い自分がいったいどこまで出来るのか?
その為には今しかない。今しかその経験は出来ない。それがこの日記の意味やった。
だからその準備にガンガン汗トレーニングしたら意味が無い。今の自分じゃなくなる。
ただある程度しないと死にに行くようなもんで・・・というジレンマ。

今までそれに関して何も書けなかったのは(本当に死ぬかもしれない)と考えていたからで、登山をやってる人にその話をすると呆れられるか本気にしてくれないかのどちらかで、正直にその話をするのも途中から億劫になった。
唯一の山の先輩も「バカか?行くのは勝手やけど、死ぬんなら一人で死ねよ。人に迷惑掛からんように。」って本気で言われた。
それ以来、ジャンダルムの話は先輩にしなくなった。

今年に入って夏山になる7月か8月に狙いを定め、6月に入って日程を7月17日~22日までの間で晴れの日を狙う事に。
そして行く直前にコースを定めた。
■1日目
 新穂高温泉無料駐車場→穂高平→白出沢出合→槍平小屋→飛騨乗越→槍ヶ岳山荘(テン泊)
■2日目
 槍ヶ岳山荘→南岳→大キレット→北穂高岳→涸沢岳→穂高岳山荘(テン泊)
■3日目
 穂高岳山荘→奥穂高岳→ジャンダルム→西穂高岳→西穂高山荘→バス→新穂高温泉無料駐車場

そして天気を確認、梅雨が明ける17日(土)~19日(月)の2泊3日とした。

■16日夜
荷物を準備し、22時前に車出発。
ETCの1000円への割引は大きいニコニコ
02時過ぎに新穂高温泉へ到着するものの、登山者用の無料駐車場が見つからない。
30分ほどウロウロして違うよなぁ・・・と思いつつ入った深山荘露天風呂入口のさらに奥にその無料駐車場はあった。初めて行く人は注意して欲しい、と言うか絶対分からんだろこれ?ガーン

■17日早朝




4時過ぎくらいから人が活発に動き出す。
うおっ、もう行くの?という感じ。初めてのアルプス登山に戸惑うスタート。
急いで自分も準備を始めた。


その2へ続く


登山 終了

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奥穂高からジャンダルムを抜けて西穂高に到着。

今回の登山はこれで終了です。

景色良かったー!


大キレットへ

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快晴です。

大キレットを経て奥穂高へ向かいます。


登山 槍ヶ岳

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新穂高温泉から6時間掛けて槍ヶ岳に到達。

今日はその山荘で一泊です。


アタック開始

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新穂高温泉から歩き始めました。

結構人沢山です。


初めてのアルプスに行きます。

去年から考えていた事で、登山初めて1年以内のこのタイミングで決行。
今じゃないと意味が無いんだ。




今日の夜、あと1時間後には出発し、明日の朝からアタック。
単独です。

へこたれたり、危険を感じたらすぐ撤退予定テヘッ
とにかく安全に・・・。


ラインオブナイトが出走する事を完全に失念icon:face_shock

自分の愛馬のレースを忘れるなんて、アルナスラインのショックが想像以上に大きいのか、自分icon:cursor_down

18時前、家でいくみんとまったりコーヒー飲んでる最中、アルナスライン引退かぁ・・・と考えていたら思い出し「あ!!!しまった!!!」と大声で叫んでしまった。みんな、何!?って顔してたicon:face_embarrassed

ラインオブナイト忘れてた・・・といくみんに告げると、相当な呆れ顔icon:face_self-conscious_smile

今日に限って録画もしてない。
結局JRAのHPで結果だけ見た。
だからレース内容が全然分からない。
2着だったみたいだけど、1着とは離されてる。
500万クラスならやれるのか?

とか考えてみるが・・・なんて面白くないんだろう・・・。

やっぱり一口馬主の醍醐味はそのプロセスだ。


登山 西方ヶ岳

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久々の家族全員で登山。
行き先は西方ヶ岳。

これで我が家(子供達)は敦賀三山と言われる野坂山・岩籠山・西方ヶ岳を完全制覇クラッカー

三山で西方ヶ岳が最後になったのは、眺望が悪いからダウン
トレーニング&ダイエットなら問題ないが、やっぱ家族連れて行くんなら頑張って頂上まで登ったんなら良い眺めを見せてあげたい。
ただ子供達、午前中だけフリーという条件付だったので、悩んだ挙句、他に行くべき場所も見つからず西方ヶ岳へ。
もう眺望じゃなく、敦賀三山制覇したいやろ?という意味合いだけテヘッ
だから眺めの写真は・・・無いテヘッ

今回もきずみんinザックダッシュ
トレーニングの意味を込めて、前回以上の水等4Lを詰めて、ザックの重量込みで23キロ程キラキラ
前回の夜叉ヶ池でまずまず対応出来たので、いけるやろ?と簡単に考えていたけど、さすがにややキツかった・・・ガーン

キツかった理由は愚連隊(長男&次男坊)にある。
彼ら、大した荷物も持っていないし、やっぱ体力ある。早い。
大人、付いて行くのに必死。
夜叉ヶ池の時のいくみんペースとは違ったので、それが誤算。
重い荷物背負ってのハイペースはキツイ汗

いくみんも1週間前に夜叉ヶ池に登っているので体が楽なのか、前回よりは良いペース。
やっぱ人間訓練&慣れですなー。

それでもおじさんおばさんの1パーティーに追い抜かれ、2時間10分で西方ヶ岳頂上到着。
やはり眺望なし。しかも小さい虫が飛び回り不快。
いくみんがそんな場所に耐えられる訳も無く、下山開始ガーン

眺望無いので、変てこポーズで気分を紛らわすバカ二人。



さすがにきずみん、そのままザックでは耐え切れないのでしばし開放晴れ




頂上周辺は広場みたいになってはいるが、周りの木々に囲まれて気分は晴れない。
うっそうとしていて長時間滞在したいとはまず思わない。
下りでも何組ものパーティーに逢ったし人気のある山。
(以前行った蠑螺ヶ岳へ縦走出来る山として関西圏から人気があるらしい)
もう少し「よっしゃー登ったー!」という気持ちにさせてくれても良いのに・・・と思うZZZ...
正直、たぶんもう2度と登らないような気がする・・・パンチ

下りは1時間10分で下山。
そのまま愚連隊はサッカークラブへ。
タフやわー。

私はその後飲み会へ。
この山登りが効いたのか、恐ろしい睡魔に襲われて飲み会中にダウンZZZ...
失敗した・・・。
今後、山登りの後の飲み会は控える事にするテヘッ

■登山メモ
・重い荷物を担いでいる時のハイペースは自滅の要因になりえる。
・テント泊をするのであっても、上限は15キロまでに何とか抑えるべき。
・愚連隊にはハンデとして荷物を背負わせるべき。(笑)
・きずみん重すぎ・・・


100709_0912~01.jpg

車の点検にディーラーに立ち寄ったら新聞に出てた。
引退して記事にしてくれる馬にはもう出会えんだろうなー。


で、仕方がないことなのか、調教師さん?


屈腱炎の診断が下され引退が決定。

最後まで厩舎にヤラレタ感ありですが、この馬のおかげでずいぶん楽しめましたよね。

もうこれ以上何をこの馬に望むのか。
十分過ぎる。


お疲れさん。


通知が来てないので行き先がどうなるのかは分かりません。
分かり次第またお知らせします。
20100708.jpg
最後に北海道で会えてよかった。


今年の出資馬が決定しました。
プレギエーラ09です!
sunday09_111.jpg
でも正直なところ、DVDだけで決めた馬。
社台ツアー行ったけど、まったく印象に無い・・・。
だって第3希望だもん。
しかも最後に繰り上げて第3にしたくらいだから。

この写真もツアー写真漁ってたら奇跡的に写してた一枚。
この馬がいた追分ファームの展示では近くにいたディラローシュ09ばかり見てたから・・・。
ほんま、よー写してたなぁ俺icon:body_peace

で、社台ツアーの周回展示時の自分のコメントを確認したら「脚出ず 2.5」って書いてあった・・・。
あかんやん・・・icon:face_shock
(数字は点数で、5点満点)

そんな事はすっかり忘れて、DVDでの評価だけで第3にしてた。
正直、第2が取れるだろう・・・ぐらいに思ってからicon:face_self-conscious_smile

でもでも、正直なところダークホースだと思ってる。
人気が無いのが良いじゃない。馬を見る目勝負になってる。よーしicon:body_biceps
これで走ったら痛快だicon:body_good


100705_2050~01.jpg

第三で確定です。

第二で決まる可能性も高いと思っていただけに、滑り止めセーフという感じ。

アルーリングアクト09より安定感はかなり減だけに不安だけど、安くついたし牡馬だし、ま、良いか。

ただうまく成長しないとマズイぞ。(苦笑)


登山 夜叉ヶ池

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6月の最終日、いくみんと夜叉ヶ池まで登る。

地図:夜叉ヶ池(福井県側から登った)

今回は3歳になったきずみんも一緒に。さすがに歩かせるのは無理と判断(去年キツかったテヘッ汗)して、トレーニングを兼ねて担ぐことに。

という事で、なるべく軽量化を図り、食料などはいくみんにニコニコ
きずみん推定16キロ以上で、それに飲み物3リッター。ザックの重さ等を含めると21キロ位かな?
キツイかなーと思ったけど、登りは案外そうでもなかった。下りは・・・ガーン

9時半頃、登山口スタート。
きずみんをザックに入れてれっつらごーアップ



きずみんの顔が自分のすぐ後ろにあるのでなかなか楽しい。
歌を歌い続け、時には解読不可能な呟き?が聞こえてきたりニコニコ
私の耳の裏であまりに同じ歌ばかり歌うので、音痴なメロディーのまま覚えてしまうわテヘッ
で、歌がパタッとやんだと思ったら爆睡男の子エーン

このメタボきずみんを担いでるので登りはキツイかなーと思ったものの、案外いける。
というか、全然いける。俺ってつえー!って思ってたら下りで死んだガーン

それよりいくみんの登りの弱さが今後の課題。
とにかく弱い。
過去に肺の部分摘出手術をしてるので、呼吸器系が苦しくなって、筋肉の疲労が早い様子。
仕方ないね、少しづつ強化していかないと。

ただね、下りは重力・引力を最大限に利用するのか無茶苦茶早い。
今回下りで私が死んだのも、きずみんを担いでる+後ろから迫るいくみんの無言の圧力にやられたからだ。
登り3時間掛かったところを50分程で下りて来たダッシュ
なんてバランスの悪い人だ。。。ガーン

3時間ほどで着いたその池は小さいながらきれいな水で、年配の登山客も20名弱。
秋の紅葉はさぞかし綺麗だろう。

さて、夜叉ヶ池は1100m程の標高にある山中にポツンとある池。
世間から隔離されているからか、この池にはヤシャゲンゴロウという固有種が存在。
小さくてかわいかったわー。
サンショウウオもアホ程いるし、モリアオガエルもいた。
ただ、虫嫌いのいくみんには何の魅力も無い様子テヘッ

そして夜叉ヶ池の付近には三周ヶ岳と夜叉ヶ池山という山があるのだけれど、時間的な事から夜叉ヶ池山にだけ登ることに。登ってる最中の夜叉ヶ池が綺麗だった。




こんな綺麗な風景が福井にもあるんだなー。

ただ夜叉ヶ池山(夜叉ヶ丸ともいう?)までの道のりが・・・。
いくみんを先に登らせたら、すごい所を歩いていくのでパチリ。
あのー、すごい絶壁ですよ、そこ・・・。(歩いてる本人にはわからない)




ただ確かに登山道です。

そして頂上付近には笹が酷くて、いくみんは隠れるほど。
夜叉ヶ池山はあまりお勧めしません。池だけ見て帰るのがよろしいかとガーン




頂上もここ?って感じで、一度かなり通り過ぎてしまいましたし。

で、いったん下りて池周辺でご飯。
こんな場所に3歳の女の子が元気そうに歩いてるからみんなビックリびっくり
歩いてきたの?すごいー!って何度も言われるので、否定するのもめんどくさくてそのまま流す。

そしたら下山後に「頑張ったね」って京都から来た方にきずみんバナナ頂きました。
うーん、なんか気まずかった・・・ぴよこ_風邪をひく

クタクタになったたかぼー&いくみん。
最後に近くの温泉に浸かってリフレッシュ!

翌日以降、筋肉痛に悩まされるたかぼー&いくみんであった汗
でもめっちゃ楽しかったよ!チョキ

登山メモ
・今回初めてトレッキングポールをストックタイプ(2本)にしたが、かなり負担軽減された。
 足だけじゃなく上半身のトレーニングにもなるので重い荷物を担ぐときには良いかも。
 いくみんにこそ必要なものかもしれない。
・なるべく軽くしようと飲み物を少なめにしたが、やはり夏山は出来るだけ持たねば!
・暑いかと思いつつ、半袖はやめたが正解。虫や笹こぎに半袖はつらい。
・いくみんの登り負担軽減対策が必要。何か楽になるアイテムはないかな?


結局、1次募集が終わって200票超えの1番人気ですか、メインスルー09。icon:face_self-conscious_smile

私の第2希望馬と第3希望馬です。

第2希望はサンデーのアルーリングアクト09。
84142[1].jpg
第1希望はサムライハートで、第2希望はライバル(?)ディープインパクト産駒になりました。
ディープの子供は欲しかったものの、明らかに予算オーバー。
行けるとしてもインターラプション09の一口50万円まで。でも人気。

指くわえて見てたらアルーリングアクト09の人気がなかなか上がってこない。
第2希望を入れた人気で一瞬名前が挙がっただけ。その後圏外へ。
アルーリングアクトの系統なので早熟の気がありますが、牝馬だからOKでしょう。
ある程度堅実な一族ですし、造りも良い。動きは小さいが、締りがキツイ肉質で、この母ならOK。

ただ金額が・・・。
予算の50万に足りない額の25万円分はアルナス基金を使わせて頂く事にしました。
この馬で2歳の重賞を狙いますicon:body_good

でも1次募集で満口。むむむ・・・。
頼む、ここで止まってくれ・・・。

第3希望は穴馬を抜擢。関東の男馬。
第3に書くために男馬で人気の無い馬を探していてピックアップした一頭。
84111.jpg
プレギエーラ09。
今年の追分産は第2第3で書けとの情報を入手し、追分産は書かずにおこうと決めてたのだけど・・・。ま、良いなと思った馬が追分産だったのだから仕方なしicon:face_chomp

この馬は弱点があるけど、それ以上に他で良い部分があるので第3へ。
弱点はトモ&後肢の造り。ここがある程度成長してこないとキツイ。
逆にそれ以外の箇所は悪い場所なし。
筆頭は顔。

実は今回の募集で、私の重点ポイントは顔でしたicon:face_sparkling_smile
やっぱり走る馬は顔が良いわけで、それは間違いのない事実。

ほんじゃ、自分が選んだ良い馬から良い顔のやつを選べば重賞ゲットやなicon:cursor_upicon:cursor_upという事で、重賞獲ります。icon:face_shishishi

でも今改めて見ると、微妙な顔してるな・・・icon:face_expressionlessicon:sweat

この馬は1次募集時点で残口あり。
なので間違いなくここでは止まる。よって今年の出資は決定。
あとは第2か第3かの分かれ道。
結果を楽しみに待つ。


うーわ、最悪・・・。

左前脚の膝ウラに少し熱感があったためにエコー検査を行いました。その結果、腱を損傷している疑いがあり、引き続き検査して経過を観察することになりました。最近急に悪くなったのではなく、以前から蓄積されたダメージが表に出てきた感じです。前回の栗東TC入厩直後にムクミがあったのも、原因は同じだったかもしれません。

勘弁してくれ・・・


ダイエット終了宣言

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4月頭から始めたダイエット。
79.2キロの体重計を見て決意。
太ってたって何も良いことはない。

60キロ台を見るのが目標で、後は70キロをキープというのが当初立てた計画。

先日ようやくこの体重に。
これで第一目標達成。
今からはキープに入ります!
リバウンドしないように気を付けねば。

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気功