北海道に家族旅行!
2002年9月、2年間貯めた500円玉貯金で行った北海道の話です。
下手なくだらない話ですが、ダラダラと長いんでオフラインで・・・(苦笑)

2年前から北海道に行くと決めていた私たちでしたが、いざ行くとなるとどこに行こうか・・・
優柔不断な私たち一行は、旅行まで一週間も切ったくらいからバタバタバタバタと準備・・・

2002年 9月7日
 この日は22時まで仕事。仕事が終わる時間を見越して職場にいくみんが迎えに来てくれました。22時過ぎに車に乗り込み急いで福井県敦賀新港を目指す。今回もフェリーで北海道の小樽へ。フェリーに乗り込み2等席へ向かう。2等席は一番安い席で毛布一枚だけ貰いみんなで雑魚寝。2年前の新婚旅行ではそれでも全然問題無かったが、今回は生吹がいるので夜泣きが心配。結局その夜は2等席じゃなく、チルドレンルームという昼間に小さい子供達が遊ぶ部屋で寝ることに・・・寒い。

9月8日
 フェリーは20時30分に無事小樽港に到着。初北海道の愛車Fitで今日はこのまま新冠まで移動する。日付が変わった午前1時過ぎ、ようやく今日の目的地の道の駅「サラブレッドロード新冠」へ到着。今日はこのままこの場所で車中泊。今日の日のための予行練習(新車Fitで車中泊決行!参照)の甲斐あり、毛布を4枚持参の我ら一家は9月の北海道の寒さにも負けず、次の日の朝を迎えるのでした。「北海道の9月ってそんなに寒くないね」と・・・(後に甘さを思い知るんです・・・)

9月9日   門別BSS・ファンタストクラブ写真
 この道の駅の前にはコンビニがあり、そこで朝御飯を購入。サラブレッド銀座駐車公園で朝食をとった。
目の前には限りなく牧場が広がり、仔馬同士が走ったり草を食べたりしている。その風景を眺めながらの朝食は、もう最高。

 この日のメインはファンタストクラブへウェルシュステラに会いに行くこと。
ただファンタストクラブの見学時間は15時からなので、それまで時間を種牡馬見学に使うことにした。
狙いは門別ブリーダーズスタリオンステーション。ここは1年前、(絶対トロットサンダーに会ってやる!参照)、門の中に入っておきながら直前で見学中止を言い渡されたところで、なんとしても一度は行っておきたかった。
この門別BSSは10時30分からの集団見学なので、それまでの時間、まず一度静内まで行き「競走馬のふるさと日高案内所」を覗いてみることに。初めて案内所に行ったのだけど、すでに中には数人これから牧場見学者するような人たちが居た。中でも4人組の30歳前後の人たちと案内書のお姉さんとの話を聞いていると、「詳しい地図がないから地図をくれ。」お姉さんが「地図は100円でこんなのがあります。」「それは持ってるからいらん。」お姉さんが持ってる本を指さし「その本をくれよ。それがいいわ。」「これは売り物で3600円ですが・・・」「いや、そのページだけで良いからコピーさせて。」「それはちょっと・・・」とか話してる。朝から気分を悪くする人たち。人を見かけで判断してはダメといくみんに怒られそうだけど、この人達は間違いなくろくな見学者じゃあない。

 10時30分を目標に門別BSSを目指す。天気は良好で暑いくらい。さすがに見学中止はなさそう。(笑)
門別BSSの門をくぐると車がいっぱい。すごく見学者が多い。前来たときは確かに小雨が降ってたけど、それを考えてもこんなに人来ないでしょう。何でかなぁ〜、とずっと考えていた。その答えは見学の案内書を見て分かりました。そこにはステイゴールドの名前。おぉ。(調べておきましょうね)さすがにステイゴールドの前には人がいっぱい。人気者ですねぇ。いくみんは「ちっちゃいねぇ。」とステイゴールドを見ての感想。元々小さいけど、確かに種牡馬になったばっかりだし他の種牡馬に比べると小さいわ。
自分がここに来て見たかった馬はサッカーボーイ。ナリタトップロードのお父さんを見ておきたかった。去年見学中止を言い渡されたときもそう。今回はここぞとばかり写真をいっぱい撮りました。そのほかにもリーディングサイアー4位のアフリートを筆頭にタイキブリザード(あんま人気無し)・オフサイドトラップ・ブラックタキシード・マチカネタンホイザ・ムタファーウエク(来てたんだね)・アラジ・スターオブコジーン・ソウルオブザマター・ウェイオブライトなど。

 他のスタリオンも何カ所か見学に行きましたが、ここの対応は一番厳しいです。見学中には車で見学者が違反していないか怖い顔で見て回るし、少しでも種牡馬の柵に近づくと遠くの方からでも大声で怒られます。(その声に慣れているのか種牡馬たちは驚いたりの反応はしません・・・苦笑)そしてその違反をした人達が監視人の近くに来たときに説経が始まります。散々叱られて「他のところでもそんな事しないほうがいいよ!!」かなり強い口調で怖いです・・・(苦笑)もう一組怒られた人たちがいたんですが、こっちの方は私も見てましたが違反はしてなかったんです。遠目で見えてなかっただけ。当然その人達は反論したんですが、もう全く聞き入れて貰えませんでした。逆にお叱りの口調は強くなるばかり。見せて頂いてる方なので何も言えませんが、ねぇ・・・。正直もうここには来たくないです。(見せて貰ってる分際ですが・・・)

 12時前に門別BSSを後にし、15時までの残った時間で乗馬をすることに。
場所は新冠の「ホロシリ乗馬クラブ」へ。電話で予約をし、今からでも問題無いとのことなので1名だけ予約。
生吹がいるのでいくみんだけの乗馬予定だったが、乗馬クラブのおばさんとおじさんがとても良い方達で、「私が見ていてあげるから2人で乗ってらっしゃい」と言ってくださり、お言葉に甘え生吹を預け急遽2人での乗馬。初めての体験コースでも林の中を馬に乗って散策でき、とっても良い体験が出来ました。いくみんも初めて馬に乗り上機嫌。生吹はおばちゃんのあやし方が上手く泣きもせず約1時間を過ごしたみたい。生吹も頑張りました。次の日、何故かお尻と内股が痛い。いくみんも同現象で、なるほど乗馬筋肉痛と気付く。(遅っ)「ホロシリ乗馬クラブ」最高です。

 ようやく今日のメイン、ファンタストクラブへ。ファンタストクラブには2年前にタイキリメンバーを見に行って以来。
その時は見学者は自分たちだけだったのに、今回は時間に近づくにつれぞろぞろぞろぞろ人が集まる。結局10人以上の団体となり、その方達すべての出資馬を見て回ることに。1人で何頭も持ってる人がいて、いくみんも呆れ顔。みんな馬が好きらしいです。(苦笑)ロードの馬からサンデーの馬、サウスの馬と色々見ることが出来ました。その中には重賞馬のロードクロノスも。思わぬ出会いに感謝。あと数日前にレースで走っていた現在2連勝中のスルーザワールドの出資者もいるようでしたが、ずいぶんと脚の状態が良くないらしく馬房から出せないとのことでした。「2勝とも良いレースしちゃったからねぇ」と。(その後、浅屈腱炎とサウスのHPで確認・・・そしてその後引退決定)

 いくみんが呆れるくらいみんなが馬を持ってるもんで、ウェルシュステラの順番が来るのにずいぶんと待たされ、ようやくウェルシュステラの番となりました。馬房から引かれて出て来る馬を見た瞬間ウェルシュステラだと私は確信。もちろん馬体でも分かりましたが、それ以上に毛艶がピカピカですもの。たぶん今回ファンタンストで見た十数頭の中で一番仕上がっていたのはウェルシュステラだったはず。(現に次の週には帰厩しました)ずいぶんとじっくりファンタストで調整されており、いつ帰厩してもおかしくない状態であったので、こっちの見学が先か?はたまた帰厩が先か?という状態だったのです。なんとかぎりぎりセーフ。(笑)
初めて実際に見るウェルシュステラは思っていたより全然大人しい馬で、いくみんと生吹が近づいても全く驚く様なそぶりもせず顔つきも優しい。「どうです?この馬体で500キロ越えてるんですよ。とてもそう見えないでしょう?今度はちょっと自信ありますよ。ここまでパワーアップすれば。次が勝負だと私は思ってるんですよ。あと普段はいつもこんな感じで大人しいです。調教やレースになるとうるさくなるタイプで、本当にいつもは手が掛かりません。(笑)走るフォームだけを見ると決してダートだけとは思えないんですけどね。」と少し誉められました。確かに自分が見た感じでも未勝利にいる馬ではなく、これなら勝ち上がれるなと感じました。次走の馬券は勝負です。(笑)その日のウェルシュステラの出資者は私だけだったのですが、見学者の方の中にはウェルシュステラに関して質問をしたり写真を撮ったりする人がいて非常に興味ありげ。私はそれを見て未勝利馬なのにちょっと自慢げ。(笑)

 ファンタストに別れを告げて、その日宿泊する「アポイ山荘」を目指す。チェックインは17時って言っておいたのにファンタストを出たのが16時30分。間に合う分けない・・・(計画性無し)愛車Fitくん、めっちゃ頑張りましたが到着は19時前。大遅刻。「アポイ山荘」ってね様似にあるんです。地図を見ればその無計画性が分かります。(笑)普通の宿泊施設でしたが予想外に露天風呂があり、車中泊後ということもあり十分に極楽。生吹を眠らせ、明日の計画をいくみんと話ながら、また今日の無謀さを反省しながら就寝。泥の様にお腹出して寝ていたらしい。いくみん談。

9月10日   イーストスタッド・日高SS写真
 今日のメインはトロットサンダーだ!
「アポイ山荘」を出発したのは8時半。トロットサンダーのいる日高SSの見学時間は午前と午後の2回で午前中は9時半〜11時までなのでちょっぴり時間が余ってる。そういうわけで近くのイーストスタッドにGO。ここはテイエムオペラオー&メイショウドトウ&タイキシャトルが看板馬。ここは9時からの見学ということで10分だけの滞在。思い入れのある馬ではなく未練は全くなし。ここは見学台からの見学となるのでめっちゃ馬までの距離が遠い。ただでさえあまり興味がない馬なのに、これで一瞬にして興醒め。
イーストスタッドから一番早く姿を消した見学者となりました。ささっ、トロットサンダートロットサンダーっと。

 日高SSに着いたのは9時半を少し過ぎたところ。すでに何組か見学に来てるらしい。車が数台停めてある。この日高SSは私自身は2度目。去年会社の慰安会を抜け出してトロットサンダーに会いに来た。(絶対トロットサンダーに会ってやる!参照その時は時間的に難しく午後の見学時間だったことで馬房内での見学となった。この日高SSは午前中は放牧地での見学、午後は馬房での見学となる。去年はあんまり天気が良くない日の午後見学だったため写真が上手く撮れず悔しい思いをした思い出がある。だから今回は午前中の放牧地見学を狙ってた。日頃の行いが良いため(?)天気は良好。この日ばかりは雨女いくみん&雨童ぶきぶきは遠慮してくれたらしい。見学者名簿にサインをして一目散にトロットサンダーいる一番奥の放牧地へ。他にもビッグサンデー・ネーハイシーザー・リンドシェーバー・タイキシャーロック・ヤエノムテキ・スーパークリーク・ゼンノメイジン等がいるにも関わらず、後から気付くとトロットサンダー以外には1〜2頭、申し訳ない程度に写真に収められていただけだった。(笑)11時までの見学時間一杯まで牧場に居たけど、9.5割方はトロットサンダーの放牧地前という感じ。(笑)相変わらずトモの筋肉はモリモリ。元気そうでなにより。写真も一杯撮れて満足、満足。さて帰ろうと思ったら、さっき近くに来て柵の外にある草を食べようと頑張って首を伸ばしていた付近の柵に鬣が・・・泥棒?マナー違反?と自分の中で葛藤しながら結局頂きました。2本。(苦笑)いくみんに「財布に入れて置いたらお金貯まるかなぁ?」と聞くと「減るんじゃない?」と。今も一応財布に入ってるけど、どうしようか思案中・・・(笑)
武豊もサンデーサイレンスの鬣を数本財布の中にいれてるらしいね。

 ここの見学者の中にも面白い人が居て、ビデオカメラで映像を撮ると同時に、その馬が何という名前の馬なのか名前を吹き込む40歳台の夫婦が居ました。ビデオカメラを回し、「せ〜の」で同時に名前を連呼するんです。「トロットサンダー・トロットサンダー・・・」と。何故かゼンノメイジンを撮りながら。・・・いやいやいやいや、全然違うし。毛色も違うし。その馬栗毛ですよ・・・教えましたけどね一応。教えましたけど・・・その後も2人同時に「さっきのトロットサンダーは間違いです。ゼンノメイジン・ゼンノ・・・」面白い夫婦です。
他にも自分達はあなた達みたいな写真ど素人じゃないですよ。とでも言いたげなでっかいカメラ&BOXを担いだ3人組。慣れた手つきで馬の顔の前に草をちぎってパラパラッとしたり、指をパチンパチンと鳴らして自分の方に顔を向けようとする。他の人もその馬を見てたのにズカズカ人の前に入り込んで来てそんな事をする。あんなん見てると腹立つね〜。ってそんな事思ってるのは人間だけで馬の方は知らぬ存ぜず。そんなものには振り向きもせずひたすら自分の下にある草をモリモリ食べてた。ずいぶん粘ったその人達も結局草を食べる姿を撮って帰って行きました。伊達に長い間種牡馬をやってませんね。(笑)見学マナー、自分も気を付けないと。

 11時近くとなり見学時間が終わりにさしかかったので、トロットサンダーに別れを告げ歩き出すと、少し離れた場所でいくみんが手招きしてる。行ってみると一頭の種牡馬を指さし「寝てるよぉ。可愛いーね。」と。タイキシャーロックです。いい天気なのに何故か泥にまみれた体で立ちながらウトウト。事務所前にさしかかるとまだ一頭の馬が放牧地ではなく馬房に入れられたまま。去年そういえばあそこに居たのは確かスーパークリークだったはず。名前は確認できなかったけど、多分間違いない。スーパークリークだ。種牡馬成績が思わしくなく、あて馬同然と聞いたことがあるが・・・元気そうで良かったけど、それを聞いたいくみんは複雑そうな顔。他の馬が放牧地から帰ってくるのと入れ替わりで、放牧地に連れて行かれましたスーパークリーク。凄く嬉しそうで元気そうでしたよ。

 日高SSの後はず〜っと昨日来た道を戻り、またサラブレッド銀座の新冠へ。一度は見とかないといけないと思っていたオグリキャップ、またナリタブライアンの阪神大賞典で接戦を演じたマヤノトップガンの居る優駿SSへ。ここも見学台からの見学。あんまり面白くない。その2頭の他にもキングヘイローが居た。若いだけあって良く動く。けどマヤノトップガン(大して歳変わらんけど・・・)は微動だにせん。う〜、ちょっとは動いてみてくれ。死んでんちゃうか?と。オグリキャップはあまりに遠い放牧地だったのでほとんど見えない。写真撮る気もしないほど。帰ろうかなぁ〜って思ってるとそのオグリキャップが急にある方向に動きだした。動き出した先を見るとおばちゃんが人参を持ってオグリキャップを誘惑してた。。美味しそうに食べるオグリを見て、さっきまで死にかけていたトップガンが動作を開始。一目散におばちゃんの元に。天皇賞・春並の末脚炸裂。むむむ・・・

 優駿SSを後にし、サラブレッド銀座を北上する。道の両サイドはずーっと牧場が続いており、放牧されている馬達がのんびりと草を食べていた。そのゆったりとした風景を見ながら次に向かったのはナリタブライアン記念館。ここも去年行きたかったのだが行けなかった場所。ナリタブライアンの墓参りをせねば。白い石にメッセージを書き残し、お墓参りが出来ただけで自分は満足だったのだが、どうやらいくみんは記念館で、今まで話には聞いていたナリタブライアンという馬は、走ることだけじゃなく、皆に愛され、可愛い目をした馬で、実はとっても凄い馬だったんだ。と実感した様子。その後ノーザンホースパークでナリタブライアンの阪神大賞典のビデオを見た。阪神大賞典のビデオは家にもあり、何度も見た(見せられた)ことがあるにも関わらず、その反応は全く家で見るビデオのそれとは違ってた。ここに来てナリタブライアンをいくみんに知ってもらえた事が一番嬉しかったかも。

 その後、興味のある馬は見学時間外で戻る時間もないため、明日の追分ファーム&社台SS見学に備え日高地方を後にすることに。
社台会員の特権を利用しないと!とノーザンホースパーク(会員は家族全員入園料タダ)に立ち寄り、生吹をちょこっと芝生の上で遊ばせた後、今日は車中泊の日という事で道の駅「エルムの丘公園」を目指すことに。北海道って地図で見るとちょっとの距離なのに何であんなに時間がかかるの?かなりの時間を要して道の駅に到着。これで泊まる場所は把握したので、移動で疲れ果てた体を癒そうと温泉に浸かりに行くことに。どうやら「ユンニの湯」という温泉施設が近くにあるようでそこを目指す。すぐ行けると思っていたのに道にも迷い1時間以上かけてようやく到着。更にグッタリ。生吹と一緒お風呂に入って更に更にグッタリ。風呂好きのいくみんはなかなか女湯から出てこず1時間近く待って、体はくたくた。そんなこんなで道の駅に戻ったのは23時くらいで、Fitをフラットシートにしてすぐに就寝・・・が、すっごい寒い!一昨日は全然寒くなかったのに・・・やっぱり海側は暖かいんだわ。内陸は冷えるね〜。毛布足りん。生吹死なんかなぁ〜、と考えながらウトウトと。翌朝生吹は死なずに済みました。それどころか朝から元気満々。でもいくみんはやっぱり寝れなかった様子。うちで一番デリケートなのはどうやらいくみんらしい。

9月11日   追分ファーム・社台SS写真
 9時半に見学をお願いしていた追分ファームを目指す。ここにはターキーレッド01がいます。追分の町からそんなに離れていないところにあるのですが、またまた少々迷いました。追分には日高のように、そこいら彼処に牧場があるわけではないんです。牧場なんてほとんど目にしません。大樹ファームに行ったときもそうでしたが、この辺りにある牧場は社台グループくらいのもんじゃないでしょうか。だから追分ファームが見えてきた時には驚きました。景色がガラッと変わって綺麗な緑の放牧地が一面に見えるんですから。
まず事務所に行って、見学しに来たことを伝えるとすぐに見せてもらえることになりました。無線でやり取りしていたので、厩舎の前に連れて行ってもらった時にはすでにターキーレッド01が外に待っていてくれました。初めて見た感想は、思ったより小さい牝馬、でした。とても大人しい馬で、触っても驚いたり警戒したり、何もしません。「大人しい馬ですよ。でもこの馬のお兄さんもそうなんですが、競馬に行くとうるさくなります。けどそれがいい方向に行く家系なんですよ。だからたぶんこの馬もそうなるんじゃないでしょうかね。」とのこと。近くに寄ったいくみんに抱えられた生吹にターキーレッド01は興味津々らしく、鼻をフンフンとし、「へぇ、ちっちゃい人間いるんだね。」と言いたげ。いやいやその子、あんたと同じ年だよ。いくみんの01って言うの。(笑)生吹も怖がったりしない。なんでかな?小さい頃から競馬見せすぎたかな?(笑)個人的に気になっていた、何故満口にならないのか?調教師とかの問題ですかね?(失礼)と聞いてみると、「この馬の上は関東の松山厩舎などの言ってみれば名門ですね、そこに預けられていたんですがね、でもこの馬は関西の西浦調教師が見に来て、この馬は良い馬だから私に預けてもらえないか?と仰ったんですよ。そういうわけでこの馬は関西に行くことになったんです。満口にならないのは、募集時の写真ではトモが華奢に見えたからでしょう。今は見て下さい。凄いでしょう?今ならすぐ一杯(満口)になりますよ。」確かに後ろから見るとごっつい。そうかぁ、西浦さんがやりたいって言ったのか・・・オーシャン調教師だし大丈夫だね。騎手も頑固一徹(イメージ)本田さんだし。頼んだよ〜。でもね、立ち姿を見ているとあんまり良い馬体じゃないもんで不安になったのも事実なんです。おかしいなぁ・・・。でも強い馬はガラッと悪くなってガラッと良くなるもんだから。(笑)

 追分ファーム&ターキーレッド01に別れを告げ、今度は南へと進路をとり社台SSへ。
ここも最初に一般見学場所の少し高台に位置する社台SS事務所を訪れる。どうやら11時からの見学の予約がうまく伝わっていなかったらしく、何度も予定表を確かめていました。連絡したのに〜。ぶ〜。でも可愛いお姉さんが快くどうぞ。と言ってくれて落ち着く。(笑)そのお姉さんに案内され事務所の裏にある放牧地へ。社台の会員なら一度は行っておくべきよ、ここは!凄いよ〜。メンツはもちろんだけど、門別BSS・日高SS他行って来たけど、比べ物にならない。雰囲気が違うわ。もの凄い種牡馬が大切に扱われてるのが分かります。このスタリオンに来れる種牡馬は恵まれてます。種牡馬達の中でも「俺も社台SS行きて〜。」って言ってる馬が沢山いるはずです。(笑)
まず案内されたのがフレンチデピュティです。クロフネの父ですね。綺麗な栗毛なんです。私が受けた感じでは一番良い放牧地のようです。種付け料は1000万円らしいです。クロフネとこっち、どっちが種付けの人気あります?って聞いたら、「値段のほうがクロフネ500万円なんで、やはり生産者もフレンチにはなかなか行けないようですね。」とお姉さん。なるほど。
次は馬房付きの2つの放牧地。疲れたら勝手に馬房に入れるようになってるんだそうで、功労馬房なんだそうです。いらっしゃるのはコメットさんのお父さんリアルシャダイと大種牡馬ノーザンテースト殿です。まさかノーザンテーストが見れるなんて思ってもいなかったので興奮。でもどこ?いないよ。「お爺ちゃんだからきっと寝てるんです。」口に指を当てて、シーと私たちに合図しながら馬房の中に案内してくれました。そしたら案の定、ゴロン横たわり、大胆に爆睡してました。さすが大種牡馬です。写真を撮りたかったのですが、さすがに遠慮しておきました。いつまでも元気で。
次に案内されたところは3つの放牧地があり、上からホワイトマズル・フサイチコンコルド・ダンスインザダークです。「この3頭は今凄い人気です。私素人なんでよく分かりませんが、産駒が重賞とってしまうと(人気が)凄いですね。この3頭は150頭程の種付けを今年行いました。」と言ってました。ホワイトマズルの産駒もオークスとっちゃったしねぇ。バランスオブゲームも走ってるし。そしてダンスインザダークにお姉さんが近づいたときです。動かないもんでお姉さんが「お〜い」って言ったらガブッと噛みつく仕草。フェンスがあるので問題ないのですが、どうやらずいぶん眠かったようで、機嫌を損ねたようです。お姉さんは「怖〜い。眠かったの?機嫌悪いねぇ。あ〜怖い怖い。あなた怖〜い。」と友達と話してるようにダンスインザダークに話しかけてるんです。なんて可愛いお姉さんでしょう。(笑)
次々に種牡馬が出てきて、それも凄い顔ぶれ。そのすべての種牡馬がゆったりと落ち着いており、凄いな〜と感心しきりの中に一頭だけ違う雰囲気を放ってる種牡馬が。フサイチソニックです。この馬だけは放牧地の中に飽きてるようでせわしなく動き、私たち一行が近づくと一目散に寄ってきて、遊んでくれ〜。あんたら誰?どっから来たの?まっ、そんなこと別に良いけど。って感じ。この場の雰囲気に合わない奴だな〜って思いましたが、結構こういう奴が凄い種牡馬になったりね。(笑)
ここでの一番の思い出は、生吹がクロフネに泣かされたこと。(笑)クロフネの放牧地に行ったんです。そしたらクロフネが近づいてきてくれたので、写真を撮ろうとしたんです。いくみんが知ってる数少ない種牡馬なので、いくみんも一緒に撮ってあげようとクロフネに近づかせたんです。生吹を抱っこしたまま。そしたらクロフネさん、ど〜もこのちっこい人間が気になるらしく、鼻でクンクン、ゴシゴシとしたんです。クロフネは別に悪気があるわけではなく、たぶん「このちっこい人間うんこ臭いな・・・」くらいにしか思わなかったでしょうが、生吹はターキーレッド01の時は泣かなかったのに、この時は「ひっひっびっえ〜ん!!!」と、も〜大泣き!全放牧地に響き渡るような声で・・・。他の種牡馬を驚かせてはいけないと、も〜いくみんと2人で「シー!シー!シー!!」となだめるのに必死。種牡馬たちの方は落ち着いたもんで、どうしたんかいのぉ〜、って感じでこっちを見てるだけ。良かったよ〜。さすがにクロフネだけは、きょとーん・・・としてましたけどね。(笑)お姉さんもニコニコして見てただけ。写真には生吹の泣き面と、いくみんの驚き顔と、クロフネのきょとーん・・・がちゃんと写っていました。これで私達一家は一気にクロフネに親しみが。将来、生吹にクロフネの凄さを教えてやりたいです。その時にはクロフネも凄い種牡馬になってることでしょうね。
他にもサクラバクシンオー・エアジハードなどそうそうたる種牡馬を見せて頂きました。「後の種牡馬は一般見学の所に放牧されてますので、そちらでご覧下さい。」という事なのでお姉さんにお礼を言い、種牡馬のパンフレットを数枚頂き(タダなんですが高そうなパンフです)、事務所を後にしました。次回の社台SS見学も、このかわいいお姉さんきぼ〜。(笑)
いくみんの一番見たがっていたグラスワンダー、自分の一番見たかったトウカイテイオーを見に、少し下にある一般見学場へ。ここは見学台からの見学。さっきと違ってめっちゃ遠い。豆粒だ・・・。でもいくみんはグラスワンダーを見れて満足したみたい。ま、それなら良いか。社台SSで昼ご飯を食べて次の目的地へ出発。

 次の目的地は富良野。今回の旅でとうとう馬から離れます。(笑)さすがに千歳から富良野は遠い。12時に社台SSを出発したのに富良野に着いたのは16時過ぎ。4時間もかかって到着。でも2年前の新婚旅行で訪れた北海道で、一番思い出に残ってるのがこの富良野の自然。あ〜、帰ってきたなぁ〜。と、自分の故郷でもないのに懐かしい感じ。今晩泊まるペンションも2年前と同じ「ペンション歩」。いくみんも私も、お気に入りのペンション。でもまだそこにチェックインするのは時間が早いと、ちょっと寄り道することに。ということで、やっぱり「北の国から」でしょう。麓郷でしょう。数日前「遺言」がオンエアされたばかりだし。で、行きましたよ。五郎の「石の家」。も〜〜〜凄い人!2年前来たときの5倍、いや10倍は人が居ました。恐るべし「遺言」効果です。2年前はゆっくり見れたのに、今回は後から後から人が来るので急いで写真撮って終了。2年前とは羊の放牧地が増えてたね。やっぱりここで撮影していたんだ〜、とちょっと感動。限定販売の五郎キーホルダーを後輩に買って、石の家は終わり。後は2年前には無かった「拾ってきた家」が公開されていたので、そこにもちょっと寄って帰った。まさか「拾ってきた家」まで見れるとは思っていなかったので得した気分。「遺言」がオンエアされる前に富良野に行った先輩の話では公開されていなかったとのこと。丁度いいタイミングだったんですね。でもあの「北の国から」がこれで終了してしまうのは本当に残念です。でもあれだけの番組ですから、視聴率欲しさに下手に続編なんかだしたりなんかして欲しくない気も。

 「北の国から」を満喫し、時間も時間になったので「ペンション歩」へ。
予定通りここの御飯は美味しい。お風呂もラベンダー風呂でリラックス効果抜群。(と思う)今日は北海道最後の夜。ぐっすり寝むり疲れをとりたかったが、生吹の夜泣きが凄まじく、二人ともぐっすりどころかぐったり・・・。隣の部屋の方に迷惑かけただろうなぁ。すんませんです・・・。

9月12日   富良野・美瑛・札幌写真
 次の日は、いくみんの友達が近々結婚するので、お祝いの品を買って行きたいというのでラベンダーで有名なファーム富田へ。2年前も来たことがあるのだが、ラベンダーの季節は6月〜8月まで。その時期に来た方がやはり良い様子。ラベンダーもハウス栽培でちょこっと残されているだけで何とも寂しい。お土産を買い、富良野を後にする。
次はそのまま北上し、パッチワークの丘で有名な美瑛へ。パッチワークの丘も見ておきたかったが、ここで一番見ておきたかったのは俗称「ジェットコースターの道」と呼ばれている道。聞いたところによると本当にまっすぐの道で、ジェットコースターの様にアップダウンする道だという。なんせ俗称なもので看板なんて物はなく、自分でここが「ジェットコースターの道」なんだ、と判断しなくてはならない。さんざん迷ったあげく違う道を「ジェットコースターの道」だと勘違いしたいくみんと私は記念撮影を。その後偶然通りがかった道が見事にまっすぐ。上下してるだけで道の先が見えないんです。明らかにここが「ジェットコースターの道」だろう・・・。あまりの驚きに記念撮影をすることも忘れ、結局残された写真は「間違ったジェットコースターの道」だらけ・・・。(苦笑)でもね、本当に凄い道なんですよ。本州では絶対考えられません。一見の価値有りです。

 次はまたまた北上して旭川へ。旭川は北海道でも初めて行く町です。旭川って都会なんですねぇ。(笑)
ここに寄った理由はこの旅行、これまでラーメンを食べてないんです。北海道と言ったらラーメンでしょ?旭川の醤油ラーメンは有名だから食べておかないと。で旭川で有名な雑誌に載っていたラーメン屋さんに行ったんです。それが美味しくないんですよねぇ・・・。こんなもんなの?といくみんと確かめ合っていたんですけどね、もちろん2人とも知りませんしね、旭川ラーメン。どうなんでしょ?
ラーメンを食べた後は、今日中に小樽まで行かないといけないので、ひたすら小樽を目指しました。本当なら旭川の町を徘徊するところなんでしょうが、都会にはそんなに興味がない家族なんです。

 車を札幌方面に向けひた走るのですが、旭川から札幌って凄い離れてるんですね・・・日本一の直線道路とか道に書いてあるし・・・。もちろん貧乏家族なんで高速道路なんて使い(え)ません。結局札幌に着いたのは18時過ぎ。このまま札幌も素通りして小樽を目指そうと考えていたんですが、どうしても私が札幌の夜景が見たくなり、急遽もいわ山に行くことにしました。もいわ山は札幌の夜景が見えるところとして有名な山です。札幌の夜景を見たかったのには訳があります。2年前の新婚旅行で函館の夜景を見るためだけにかなりの時間を割いて、小樽から函館に移動したのです。函館の夜景を見るためのロープウェイに高いお金を出して乗り、頂上に着いたらガスでなんにも見えません。何のために高いお金を出してロープウェイに乗ったのか?何故ロープウェイ乗り場の従業員は上がガスで夜景が見えないことを教えないでお金だけ取るのか?あれだけ移動に時間を割いたのに・・・と悔しい思いが一杯なのです。函館の夜景には。でも函館の夜景より札幌の夜景の方が凄い!って書き込みを見たこともあったので、これは行っておきたいなぁ、と思ったのです。少々寄り道をしてもいわ山に到着したのですが、その光景たるや・・・もの凄い夜景です!こんな夜景は見たことがありませんでした。札幌の町ってもの凄い!夜景を撮りたくてカメラを向けるんですが、とてもとても。フレームの入りきらないんです。もちろん写真でなんかあの凄さは伝わりませんがね。とにかく凄いんです。いくみんももの凄い感動してましたね〜。周りの観光客の人たちから出る言葉も「スゲー!」とか「うわ〜!」とかばっかり。札幌の夜景、本当に凄かったなぁ。

 札幌の夜景の余韻を引きずりながら、フェリーに乗るため小樽へと向かいました。寂しいんですよねぇ。北海道を離れるのは。自然と口数が少なくなりますね、私もいくみんも。もちろん生吹は爆睡ですけどね。(笑)その後23時30分発のフェリーに乗り、何事もなく次の日に敦賀港に着きました。

 これで今回の旅も終わりです。沢山の馬にも会えたし、ナリタブライアンの墓参りも出来た。ターキーレッド01にも会えたしウェルシュステラにも会えた。トロットサンダーにも。札幌の夜景は最高だったし乗馬も出来た。ラーメンも食べた。(笑)楽しい思い出が一杯です。心残りはありません、北海道を十分堪能できました。またしばらくは家族で北海道にも来れないでしょうが、また生吹が大きくなったら行きたいですね。クロフネにも会わせてあげたいし。(笑)次北海道に来たときは3人で乗馬だ!   ・・・終わり

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